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コラム

2014.08.01更新

ADハウス通信 2014年夏号「最高のリフォームで生活リフレッシュ!」

最高のリフォームで生活リフレッシュ!

最初は快適だった新築の住まいも、暮らしていくうちに様々な不都合が出てくるものです。家族構成や生活スタイルが変わるとどうしても合わなくなる部分が生まれ、経年変化で建材や設備は老朽化していきます。暮らしと家が合わなくなってきたと感じたら、リフォーム時。住まいの不具合を直してより住みやすい家にリフォーム&リフレッシュしましょう。
リフォームはただ設備や内装を変えるだけではなく、住まいを長持ちさせて、より快適な暮らしになることを考えた計画であることが大切です。エイディーハウスではそのようなリフォームも得意としています。これまでに手掛けた、他とは一線を画したリフォームの例をご覧ください。

リノベーション施工実例集

 

リフォームで家を長く維持しよう

リフォームの依頼で一番多い理由が「住まいの劣化や傷み」によるものです。設備や機器が壊れてしまったり、建物の各所で傷みが目立つようになり、雨漏りやきしみなど生活に支障が出始めてやむを得ず、という場合が多いようです。
実は予定していなかったという方も多いのですが、設備機器は20年が限界と考えましょう。建物については最低でも10年毎に本格的な点検とメンテナンスを受け、必要であるならば適宜リフォームをすることが大切です。面倒なことのように感じても、点検やメンテナンスは暮らしの安心と家の安全に繋がります。飛び込み営業のリフォーム会社は、一見して分かるメンテナンス不足の家を狙って訪れます。
その時に自分の住まいが今どのような状況にあるかきちんと知らなければ、不安のあまり業者の言いなりになってしまうことが多いのです。特に次のような家はすぐにでも対応が必要と言えます。

・昭和56年以前(新耐震基準前)の住宅で耐震診断を受けていない
・平成11年以前(次世代省エネルギー基準)以前の建物で省エネルギー改修していない。

これらは改善することによって大幅に機能が向上し、住まいが長持ちすると共に価値が高まります。かかりつけのお医者さんがあるように、家についても安心して任せられるような、地域に密着した「かかりつけの住宅会社」をもちましょう。その家の今までの修繕の経過を分かってくれる身近な業者があると尚更安心です。

新築物件のようなイメージにしたいというご要望で、外部と内部を大々的に改装

N邸
AD-houseの新築物件のようなイメージにしたいというご要望で、外部と内部を大々的に改装。玄関の向きを変え車庫へのアプローチを改良して、品格のある落ち着いた外観に。併せて断熱改修も行い、内装は無垢材や自然素材をふんだんに用いたエイディーハウス独自の仕様とし、新築並みの快適さを実現。

施工内容
・外装一式
・内部床(スギ)
・造作家具(タモ集成材)
・壁(オガファーザー+塗装)
・オリジナル木製建具
・キッチン、浴室、トイレ
・断熱改修
・工期:6ヶ月

リフォームで不便さ一掃、快適に!

子供が成長した、親の介護をしたい。生活が変わるにつれて必要になった、間取り変更のご依頼も多く受けております。
特に今、間取りの変更が必要だと思わない方でも、このような心当たりはありませんか?少し工夫するだけで暮らしは格段に楽になりますので、リフォームの検討をお勧めします。

  • モノが片付かない
  • 動線が長くて悪く、家事が億劫に感じる
  • 狭い、暗い、寒い、暑いなど不満な場所がある

普段はそれぼど気にしていなくても、小さな不便は積み重なると思いのほか大きなストレスになり相当な精神的負担になっている場合があります。
家事が楽になるようなリフォームは、快適さが増して居心地がよくなり、生活への満足度が非常に高くなります。

築27年の物件。暗い部屋を明るく、キッチンの向きをリビング側に変えて使いやすく

M邸
築27年の物件をリニューアル。暗い部屋を明るく、キッチンの向きをリビング側に変えて使いやすくしたいとのご要望。間仕切りを一部変更して視界を広げ、広さと明るさを感じられるように改修。無垢材で建具を作り、全面的にやり替えることで室内はすっきり、イメージが一新。

施工内容
・内部床(ナラ)
・壁(ビニルクロス、和紙)
・オリジナル木製建具(桐他)
・キッチン、浴室、トイレ、玄関
・オリジナル家具製作
・工期:4ヶ月

水回りのリフォームは腕のみせどころ

台所や洗面所、お風呂やトイレなど水を使う場所は汚れが溜まりやすく傷みやすいので、部分リフォームとして希望の多い場所です。毎日使う場所ですから使いやすさはもちろん、掃除が簡単であることが大切です。トイレなどの設備や水回り用の建材は日々進化し、汚れに強く清潔を保つ機能に優れたものが増えていますから、取り替えるだけで日常の掃除の負担を軽くなるのでお勧めです。
また水回りに関しては、実は最初から気に入らないところがある、と不満を抱えている場合も多いようです。

水回りをリフォームする際は、現状の問題点を全て洗い出し、この機会に解決できるようにすることが大切です。
このような狭い空間のリフォームは、使用する材料や仕上がりによって、その品質の良し悪しが一目で分かってしまうものです。わずかな寸法の差で、以前よりも使いづらくなったという失敗も生まれやすいところでもあります。材料選定からタオル掛けの位置など、細かい部分に至るまで、業者との念密な打合せが必要です。この時に使いたい材質や希望する雰囲気などがあれば遠慮なく相談しましょう。
せっかくのリフォームですから理想を叶えるものでなければ意味がありません。
無理かも知れないと思うようなことでも、プロの業者なら最善の方法を提案するはずです。

各場所の寸法に余裕がなく、改修に際して既製品の取り付けが不可能だったために完全なフルオーダー仕様となったキッチンの例

Y邸

もとは都内の設計事務所による物件で、各場所の寸法に余裕がなく、改修に際して既製品の取り付けが不可能だったために完全なフルオーダー仕様となったキッチンの例。アンティーク好きのオーナー様の雰囲気に合わせ、背面にも食器棚を作り収納機能も充実。大理石の天板などこだわりもいっぱい。浴室はヒバの浴槽に高野マキの板張り壁、御影石を使い高級旅館のような仕上がりに。憧れの木のお風呂もメンテナンスは難しくありません。材質を選び、確かな施工をすれば長持ちする上にお手入れも楽。オーダーメイドなら理想をそのまま実現することができます。トイレと洗面所も続けてリフォーム。仕上がりイメージは入念に打合わせ

主な施工内容
・キッチン、食器棚
・洗面所
・トイレ・浴室
・玄関扉
・床(アンティーク仕上)
・照明計画
・工期:6か月に渡り随時

オーダーメイドでランクアップ!

リフォームで間取りも内装も一新したら、今までの家具が合わなく感じる。そのような悩みはもちろん出てくるでしょう。
特に弊社のお客様にはエイディーハウスの作風を非常に気に入って頂いている方が多く、新築やリフォームの際に雰囲気に見合う家具やインテリアを同時に揃えたいが何処で買えますか、というご相談を多く受けるようになりました。
あちこち探し回り、サイズや色など納得のいくものを見つけるには大変な労力を要します。
そこでエイディーハウスでは、食器棚や机、ソファなどの家具についても、エイディーハウス品質を極めたオリジナル作品の制作を始めました。大きな建具から小物までご希望に応じたものをお作りできますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
また、併せて外部塀やデッキなどくりで雰囲気を統一し、家の顔となる外観を魅力的に整えましょう。
お客様のこだわりを実現できるのはフルオーダーメイドならでは。
住まいのトータルプランをお任せ下さい。

インテリアに合うソファがないとのことでオーダー。

N邸にて、増築後にインテリアに合うソファがないとのことでオーダー。背を低くし背面に棚を設けるなど、アイデアとセンスが光る、希望通りのソファが誕生。
・材質:タモ集成材、マット
・製作期間:約10日

 

座卓やTVボード、収納デスクまでオーダーでお作りしたT邸ではこんなワゴンも作りました

T邸
座卓やTVボード、収納デスクまでオーダーでお作りしたT邸ではこんなワゴンも作りました。素材のよさを活かし、どこにもない繊細で緻密なデザインが高級感を醸し出しています。

建築こぼれ話(南向きが最良とは限らない)

どうせ暮らすなら、日当たりのよい南向きの部屋で。南向き物件は常に人気があり、賃貸でも賃料が高めです。

明るい光が差し込む暖かな南側の部屋は確かに魅力的ですが、北向きの部屋にもたくさんの利点があります。
まず、極端な温度変化がないこと。日光が当たらない分室温は低めですが、勉強や仕事などで頭を働かせる時はやや寒い位が最も能率がよいので、思考が必要な部屋として最適です。オフィスビルでは一般的に北側の賃料の方が高くなります。執務空間には眺望や日当たりは関係なく、作業能率を優先するからですね。

また、北側の窓からは一日中安定した穏やかな光を得ることができます。ひと昔前の工場によく見られた「のこぎり屋根」と呼ばれる三角屋根のギザギザは北側を向いており、その垂直面に窓が設けられていました。こうすることで工場内に均質な明るい光が入り、照明エネルギーの節減もしていた訳です。北側の部屋は直射日光を浴びないので、日焼けが心配な家具や本、芸術品を置く場所としても適しており、画家のアトリエでは北向きが重宝されています。
ちなみに、欧米では日当たりや方角よりも窓から見える風景を第一に優先するので、眺望のよい家や部屋ほど価格が高くなります。

編集後記

この春休みからGWにかけて、久々に東京や大阪に出たりしましたが、少し見ない間に街の様子が激変しており完全に浦島太郎状態だった編集者Y。
次々と新しい建物が出来てお店も入れ替わり、流行最先端の洗礼を受けた気がいたします。
活気や勢いが伝わってきて、新鮮で楽しくはありました。が、なんとかモノを流行らせて、一個でも多く売って、うまくいかなくなったら辞めればいいやん♪的な、テキトー感漂う店が多いなと感じたのも事実。
世の中、流行りもんを手早く安く手に入れることに価値を置く風潮が強いんですね。

モノを大切に作ること、大切に使うこと、長く続けることをしなくなっている。住まいでもそんな傾向にあって、住宅メーカーは安くて綺麗なモデルハウスを並べて、売ったらおしまいのところが多いんです。
新築を作って売りさばく方が儲かりますから、アフターメンテナンスなんてしない(笑)リフォーム会社も同じ、一度仕事が終わったらハイさよなら。
そういう業者にとって住宅は単なる商品に過ぎないので、そこに長く暮らす人と住まいの未来ことなど考えてはいないでしょう。服なんかは飽きたり古くなれば買い変えできますが、家はそう簡単にはいきません。家とは手入れを加えて、長く愛用しながら共に生きて行くもの。
毎日を過ごす大切な拠点ですから、作り手と住まい手とが一緒になって真剣に、一生懸命になって作ることが大切なんです。やっぱり、どう考えても家は「売る、買う」ではなくて「作る」ですね。
昔は当たり前でしたが・・・エイディーハウスでは新築だけではなく、リフォームや増改築にも長年に渡る確かな技術でお応えしております。
一瞬で終わる斬新なデザインとか旬なトレンドとは縁遠いかもしれませんが、いいものを変わらずに長く続けることは得意!
皆様がいつまでも快適にお過ごし頂けるために、「住まいの守り番」としておそばに控えておりますので、何かお困り事がありましたらいつでもいらして下さいね。

AD HOUSEが叶える
“理想の暮らし”

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