構造・工法
強さと自由の両立。
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全棟、耐震等級3レベル。
住宅を設計する際に、耐久性・安全性を確認する構造計算を一棟ごとに実施。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最もレベルが高く、消防署・警察署など、防災の拠点となる建物と同じ「耐震等級3」レベルの住宅を全棟で実現しています。
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自由設計を叶える。
AD HOUSEの家は一棟一棟がオーダーメードです。伝統の技術と最新技術を融合し、構造性能を徹底追求。高い機能性と堅牢な構造性能を確保する工法を用いて、快適で心地よい住空間を叶えます。
強さと自由度の両立を考え、AD HOUSEでは新築物件に2つの工法を用意しています。「許容応力度計算」による設計も行います。
木造軸組工法
金物工法
木造軸組工法
強度を保つために、構造材自身が役割分担。
屋根や2階床などの上部を支える「柱」、屋根・床などの重量を柱に伝達する水平材の「梁」、地震や台風などによる横からの力に抵抗するために、壁面に入れる「筋交い」など、各構造材が強度を保つための役割を分担しています。
柱・桁・梁・上り梁 : 無垢材より強度のある構造用集成材を使用します。
化粧材 : 意匠性のある無垢材を使用します。
通し柱 : 土台から軒まで通っている柱。粘りのあるマツで強度を出します。
筋交い : 断熱材を可能な限り搭載するために、内部の壁にのみ使用します。
母屋(もや) : スパンが長い垂木を受ける。意匠性にこだわるAD HOUSEでは見えないように壁面から出ない長さで使用します。
垂木 : ツーバイ材を使用。建物外枠をしっかりと固め、さらには妻側の母屋材をカバーすることで、美しくシャープなデザインを表現します。化粧で見せる箇所には無垢材を使用するなど、意匠や形状で材を使い分けています。
土台 : シロアリに強いベイヒバ集成材を使用。
材に含まれる成分「ヒノキチオール」が、虫や湿気から守り、木自身の健康を保ちます。
金物工法
専用金物で接合。確実に強度を高める。
最新の金物を使って、木造住宅の強度を確実に高める工法です。木材だけで組み上げた在来工法に比べ、梁や柱の断面欠損が少ないほか、木材の乾燥収縮による金物の緩みがなくなるため高強度を維持。強度のある構造体で、柱芯(はしらしん)間の距離が大きく取れ、シンプルで洗練された空間を実現できます。ADHOUSEでは、社内テストを繰り返して選定した結果、梁と梁、柱と梁、土台と柱など接合部の強度を高める専用金物「ドリフトピン」を採用しています。
継承されたご実家や、購入された中古物件も、強度と自由度を叶えます。
リフォーム(耐震改修)
耐震等級3〜2レベルに改修可能。
実際の状態を現場で確認し、部分リフォームか骨組みを残すフルリフォームかどちらかをご提示。昔ながらの基礎がない家屋など、伝統工法を用いた古い家屋にも、築年数に適した改修方法で耐震等級3~2レベルまで引き上げ、オーダーメードの家づくりを叶えます。