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コラム

2024.05.26更新

姫路市 断熱改修リノベーションPJ ①

リノベーション前の「現地調査」って何をするのか?

現地調査とは、リノベーションする家を施工会社に見てもらうこと。工事内容を決めたり、正確な見積もりを出すうえで欠かせない工程。
「家を見に来てもらうことは、絶対に契約しないといけない。」と身構えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの会社では、現地調査は無料の範囲内になります。

リノベーション前の現地調査のチェック項目
現地調査では、2~3時間ほどかけて家の細部までチェック。「どんなリノベーションができるのか?」「建物の構造上の問題や、劣化箇所はないか?」など確認し、設計プランや正確な見積もりに反映します。

現地調査は「家の健康診断」

現地調査とは、プロの目で「今の住まいのどこに問題があるのか」「工事をするにあたって差し障りのあるところはないか」を把握するための「家の健康診断」のような作業です。
戸建ての場合でもマンションの場合でも、リフォームの見積り作成やプラン作成の前には、現地調査が必ず必要となります。

具体的には、以下のような項目を確認します。
・希望する設備を搬入するだけの広さや動線を確保できるか。
・リノベーションを行う場所以外に不具合はないか
・構造的にどれだけの空間を確保できるか
などなどを確認していきます。

採寸


部屋の各箇所を採寸していきます。
部屋の大きさ、天井高さ、窓のサイズ、扉のサイズetc…と実際に測定して採寸していきます。
これは建物が新築時の図面とずれがある場合が多いので、実際の寸法を確認していくため。
また、図面にはでていない部分も確認するため。
部屋全体の大きな寸法や、天井高さなどはレーザー距離計という機械を使って測量します。
窓廻りや細かな部分は、スケールを利用して測ります。

設備確認


採寸をしながら、設備関係の確認も行っていきます。
排水経路や給水等の経路の確認、基礎等水漏れ等ないのかも確認していきます。

床下・天井裏の確認

床下の構造確認、床下が土間なのか土を確認。
天井裏も雨漏りをしていないかや、梁や構造がどうなっているのかなどを確認していきます。

外部確認


外部は、境界の確認、汚水や雨水経路の確認。
電気引き込み位置や電気容量、ガスがある場合はガスメーター位置確認、給水メーター位置確認などの確認。
外壁や屋根の状態を目視で確認。

写真撮影


すべて各部屋等をあらゆる方向から写真を撮影していきます。
3Dカメラを利用しても写真撮影を行います。

実際 忘れてしまう部分や、何度も現地確認にいけないため写真で見返せるために撮影します。
また、工事完了後にBeforeAfter写真としても利用するため。

このように各箇所を確認していくため現地調査には、2~3時間程度時間がかかります。
建物の大きさによって異なります。

現地調査ではお伺いしたご希望に関わる部分だけでなく
プロの目で見て直した方がいいところはないか、という機能面から
既存利用できそうな部分はあるか、この梁はデザイン的に活かせるか、など
リノベーション的視点も心がけて現地を拝見させていただいています。

この現地調査したものを図面に起こしていきます。

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