2024.07.06更新
先日大阪八尾市の安多化粧合板様の見学に行ってきました。 合板等に無垢の板をスライスしたものを貼った「突板」と呼ばれるものを取り扱っている会社様で、木の調達から突板の商品になるまで一貫して施工されているプロフェッショナルな方々です!
突板の下地は、合板やランバー等がありますが今回はデモンストレーションで合板に貼ったものを見せていただきました。 貼る無垢材はぜひこれだけでも覚えて帰ってほしい!!と仰っていた「ビボナラ」
このように、下地の上に薄くスライスした無垢板を並べていきます。 厚みは0.6ミリで、厚突板と呼ばれる部類です。これ以上薄いと無垢感が感じられなかったり傷が行くと下地が見えたりします。逆に分厚いと施工しにくかったり反りの原因になったりするとのことです。
仮並べした後は、鉄製のアイロンで軽く圧着します。この後機械でプレスするのですが、その時の樹種の膨張加減を見越して少し隙間を開けたり…とても素早く簡単そうにされていましたがとても技術がいる作業です!
仮押さえしたら、機械で約1分間プレスし、回りのばりを取って完成です!
このようにして出来上がったたくさんの種類の突板が並べられていました。
中には、キノコの菌が入り模様ができたもの、虫食いで穴ができたところをそのまま生かしたもの。一度脱色し染色を加えグレーに仕上げたもの等、とても色々なことをされていて、オーナー様はもちろん提案させてもらう側に私たちが見てもとても楽しい空間でした!
突板を使ったダイニングテーブル。突板と塗装を組み合わせたアイデア、建物自他のおもしろい構造などなど、ご紹介したいものがまだまだありますので引き続きブログであげていきます♪
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