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2018.09.06更新

災害多発に思う

今週の出来事は歴史に残る災害の多発ではないでしょうか。9/4大阪地区を襲った台風21号、9/6北海道で震度7
台風21号では、経験したことのない強い風が吹き荒れて
目を疑うような光景が次々と流れてきて、ただ驚きと恐怖です。車がいとも簡単に風で遊ばれるように転がり、板金屋根が吹き飛ばされて舞い上がり、プレハブ小屋がひっくりかえり、考えられないことが起こっております。
建築基準法では、どのくらいの風の強さが設計基準になっているかというと
兵庫県では風速32mから34mが基準で全国で風が強いといっても沖縄の46m程度です。
今回の台風では、最大瞬間ですが60mと言われており、基準の倍といったとんでもないレベルの風なのです。さらに狭いところに入ったビル風など考えるのが怖いレベル。
設計をやっていると地震と風に対して耐力壁を検討していきますが。意外だと思われるでしょうが、地震より風に対してのほうが厳しいことが多いのです。しかしこれは建物全体の構造(骨)に関してものものであって、屋根の部材が飛ぶとか、壁が剥がれてとぶとかといったものではありません。我が社においては品確法の耐震等級3で設計しておりますので、風においても基準風速32mに対して2-3倍の64m-100mの風に対しての耐力壁設置になりますので安心といえば安心ですが、細かな部材に関してもしっかりと余剰な計画をしていかねば、
「かつてない」といった事を言ってられないと思います。

6日朝飛び込んできた 北海道で震度7の地震、かなり長く揺れたのでしょうか、地盤が液状化して陥没しています。建物自体の倒壊は少ないようですが、インフラ特に全道で発電所の停止で停電しています。しかも夕方現在もまだ停電、こんなことが起こる予想は誰もできていません。停電で中継基地の電波が飛ばないのでスマホ自体が使えない、電気付けの生活がどうなるのか、申告です。
「かつてない」がもう普通に聞きすぎて、早急にいろんな対策基準をあげないといけない、住宅においてもこれからどう対策していくのか法律ができるのはかなり遅いので早く考えていかねばと思います。

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お問い合わせは、HPお問い合わせからもしくはお電話0120-63-4332 SNS等で「見学会の件」と問い合わせ下さい

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