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一級建築士 匠の視点 ブログ

2021.02.20更新

京唐紙の戸襖の美しさを実感しました。

唐紙とは、一種の版画みたいなもので、京都の寺院、茶室などにも使われています。

数年前の物件でデザインした戸襖です。デザインはしてないに近い。ほぼ全面が唐紙の模様ですので、縁の幅や彫込、木の縁の色を決めたくらいです。メインはどう見ても模様と質感によります。

普段和紙戸はよく使っておりますが、普段の和紙は紙の素材感そのものが生むデザインであります。唐紙は同じ紙でも工芸品で模様自体に凝るような美術的な美しさがあり、晴れの場にはとても似合うと思います。

空間の雰囲気において建具デザインは極めて重要な要素です。ADHOUSEはすべてオリジナルで建具を設計しており、よりお客様の趣向を倍増させることが可能です。ぜひひろんなご要望を伝えていただけましたらと思います。

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