HOME > 社長ブログ > 姫路市網干のイベント、スタジオ暮らしと本物の和の設え
一級建築士 匠の視点 ブログ

2026.01.02更新

姫路市網干のイベント、スタジオ暮らしと本物の和の設え

静寂を作る「あかり」と「灯り窓」

網干のイベントで体験できる、私が最も落ち着く空間の一角です。

2025.12.20~2026.1.18 新築27坪の平屋の家 完成見学会 @姫路市網干区 

 

特徴的なのは、コーナーに寄せた障子と、極限まで要素を削ぎ落とした照明計画です。 天井を見上げても、真上に照明はありません。代わりに採用したのは、長押(なげし)照明と、低い位置に置いた灯りのみ。 重心を低くしたほのかな明かりが、和でしか出せない落ち着きをもたらしてくれます。

間を変える移行空間「前室」

この部屋へのアプローチにもこだわりました。 リビングからいきなり和室に入るのは好きでなく、移行空間として小さな前室を設けています。

ワンクッション置くことで、賑やかなスタジオLK空間から、静寂な和の空間へと気持ちが切り替わり、部屋に入る前の期待感と雰囲気を高める大切な結界のような役割を果たしています。
ちなみに、LKとい言葉は、随分前から使っていますが、ダイニングって必要でしょうか。キッチンとリビングだけでも十分という暮らしもある。

 家の中に生まれる「奥深さ」

家全体をひとつのテイストで統一するのも美しいですが、私はあえて異なる空気を散りばめるのが好きですね。

機能的なスタジオLK空間の奥に、全く異なる本物の和の空間がある。 家の中に「違うテイスト」が存在することで、単調ではない暮らしの奥深さが生まれます。いわゆる家の中での別荘。好きな建築家、林昌二が言う家の中に別荘をつくる。一部非日常的なものを取り入れる。

一見おしゃれに見える「モダン和風」では、この切り替えは難しい。 しっかりとした伝統的な和の素材昔ながらの丁寧な設えがあるからこそ、日常から切り離された深い安らぎの場所となり得るのです。

最近の投稿

月別一覧

“上質な時間”を
演出するAD HOUSE

MORE