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一級建築士 匠の視点 ブログ

2021.04.17更新

高砂市でのリフォーム築40年ほど 

昨年はリフォームがかなり多い年でした。

引渡して1年経過したくらいで、写真やデータ整理を行っておるのですが、完成写真がほとんど取れない状況でしたが数枚ありましたので紹介します。

高砂市の30代のお客様で、お客様とご両親とがずっと住んでおられる家で、築40年は超えている感じです。20年ほど前にも増築されて現在はお客様ご家族が住われている状況でした。

道が狭く車が入れないという場所でしたが、ずっと住まわれてきた土地で愛着があある。やはりここが一番、だからリフォーム決意して、よくしたいという希望でした。

建物は複雑につながった2階建てですので、大きくは構造をさわれませんが、それでも柱を取って補強梁をいれて大空間にしたり、古い気にいったものを継承させたりとお客様の中では新築以上の喜びであったと思われます。

予算配分を検討し、一生住む家なので、基本性能を新築並みにする必要を説明しまずそこに予算を振り向けました。

また、お客様はいろんなジャンルのコレクションがあって数も圧倒するほどすごいので、専用の部屋と一部をお見せするコーナーもつくりました。

一部の写真ですが、本当に地道なリフォームです。

玄関収納が少ない状態で溢れかえっております。

見えてないですが

写真、右手に2帖ほどの土間クロークをつくりました。ベビーカーも入ります。正面扉は2センチのスリットからコレクションルームの雰囲気を感じてもらえます。

リフォームといえ、玄関土間と、見落としがちになりそうな、基礎立ち上がりの断熱もしっかりと考えて施工しております。複雑な断熱を考えながらスッキリと仕上がるように設計しています。

建具1.8mの暗い憂鬱な廊下のイメージでした。

直射日光の入らない廊下を生かして、むしろ都合よい、コレクションを浮かび上がせるディスプレイを設置しました。ディスプレイが照明になっております。鍵付きにして、子供は触れないように配慮。

 

和室の欄間がお気にいりでした。 家の中心の真ん中の柱は撤去し、大空間にしたてます。

さきほどの欄間は位置を変えて、設置し欄間照明に生まれ変わりました。よくみると高さが違います、昔の1800の高さでなく2000にあげております。

タイルの貼り方をデザインシュミレーションしたセパレートタイプのキッチンです。通常より真ん中の天井を上げて、古い梁を露出させております。

 

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