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一級建築士 匠の視点 ブログ

2019.12.10更新

キッチンから考える

例えば、キッチンから考える空間づくり

家づくり、いろいろ考えますよね。どうすればよいのか。

私は、20年にわたり、設計のプロとしてこだわっていろんな家をしてきました。

断熱性能、構造等級、自由な間取り、外構一体、蓄熱床暖房、きりがないです。

ダントツ楽しい空間は、キッチン中心の家でしょうか。LDKというよりLKのようなのものもいい。

好きなところを決めて、例えばキッチンに居る時間が好きだ、なら、そこからプランニングしていくスタイル。

こだわりの境地とでも言いましょうが、自分が住む家であり、責任の無い他人の意見など無視(笑、きにすることなくすすめる)して好きなことを優先すべき。

こんな、少し尖った家の計画の仕方もあります。

 

テキスト
イタリアのオルトレマテリア左官材の仕上げたカウンター、扉。自由な形状が可能。横基調のレンガを貼ったインテリア。テーブルもウォルナットで製作しました。足元が見えないタイプなので落ち着きます。テーブルの奥のマド下は、一人掛けソファを置くスペースです。奥様一人落ち着けるやや隠れ場所を用意してあげます。
ヘアラインステンレスのセパレートキッチン、ダイニングカウンターの奥ハーブ棚は実際に調理で使うものを植えてもらっています。そのままちぎって使います。好きな調理器具(これも実際につかっている)は十分にディスプレイとして使えます。平屋の高い天井からの、ビックサイズのペンダント輸入シャンデリアと平行に配置した小さなペンダント照明がリズミカルで、まるで楽しいお店みたいです。
テキスト
100人規模のイベントに使える、キッチンスタジアム。名前の通り野球場のホームベースの位置に長さ4mの大理石キッチンをそなえ、4人くらい同時にキッチンに立てます。同心円状にテーブルを配置して常にキッチン方向に視線が向きます。背面には、ミーレスチームオーブン電子レンジ、業務ガスコンロ、カウンターにもIH+ガスコンロ、デルタ社のタッチ水栓。カウンター下は業務カウンター冷蔵庫を置いています。実際に調理人を呼んで盛大なイベントも行われました。

 

今後やってみたいと思う少し尖った家は

窓からの風景を眺めるロングカウンターのある家

たくさんの書斎空間、楽しい書斎を中心とした家

庭を室内インテリアに連続さえて取り込んだ家

オールタイル土間で床暖房か薪ストーブで、作業場みたいな家

ミーレスチームオーブンにガゲナウのグリル機器を配置したLKハウス

 

といいながら

上級で上質な空間をもつアッパーモダンハウス

高級旅館のような繊細なテイストをもつ和の家

も捨てがたい

 

 

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