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一級建築士 匠の視点 ブログ

2022.03.08更新

海外著名人の素敵な家の造り方

海外著名人が自宅を公開する動画をよくみる。数回にわけてオーナーの楽しさを少し紹介します。

オーナーが、ゆったりして好きなものに囲まれた、研ぎ澄まされた緊張感というより、とてもリラックスしている楽しい空間。著名人は最新デザイン空間などで仕事をしていることもあり、デザインしている家もあるが、ベースデザインだけで、オーナーの趣向とあわせて計画している感じ。こういった声を実践する大人な建築家が多く存在しているのではと感じました。日本でもこのような、設計アプローチを実践したいとより思います。やってはいるのですが、まだまだなところです。

アメリカは新築ではなく、人生で家を購入してリノベーションを3回くらい住み替えるといいます。日本でもアメリカでもモダンな新築は多いですが、動画のような味のあるリノベーション、というか、リノベの考え方が斬新。みなプロには依頼していますが、あくまでも自分のスタイルをしっかりと伝えて楽しんでいて、いろんな発想をしながらリノベを実践している。

建物は年月を経てだんだんと風格がでる、または劣化を感じることもある。それほど長く住む。オーナーが変わっても住み続ける。といった役割がある。だから、その時その時で、好きなものに囲まれて過ごす。日本の終の棲家の考えとは少しちがうかも。
参考にしたいのは、いろんな空間を作っている。統一されているようで、部屋部屋での物語があって自由だということ。

 

 

以下

こういった家造りアプローチの仕方でした。

 

古く表面色が変わったドアをそのままクールとみる。

キッチンは、壁タイルは真っ黒でムラのある浴室床タイルの余りを貼り、真鍮の水栓をあわす。

 

ニューヨークでよく行くレストランのソファーに似せたダイニングソファをつくる。そのコーナーには英国のHOUSE OF HCKNEY製の動植物の描かれた濃厚な壁紙を貼る

キッチン床は、イタリア風にしたく。大理石をはり。古い無骨な作業テーブルを置く。

ラスフローレンにインスパイアされたリビングインテリア。

 

などなど無数、素敵な家の造り方だとい思いませんか。

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