2019.09.06更新
新住協のQ1部会で、もっとも影響を受けた本を紹介してくださいと部下から依頼があって
AD HOUSE設計者はどんな本をセレクトするのですか?と言われ
私は、数秒考えてから迷うことなく、考える必要もなかったのですが
「私の住居論」をあげさせてもらうことにしました。日建設計のアーキテクト、もう亡くなられました林昌二さんの本。
現在の流行りの住宅作家さんの本ではありません
巨大な一流オフィスから美術館など日本の数々の著名な建築をされた日本一の方が、いざ自宅を設計するというものすごく興味がありました。そこには、とてつもない考えも及ばないほど緻密で、大胆で、機能的で、ウイットに富んでいて、両隣の家に対する配慮、びっくりするような仕上げ材、光、音、錠の音まで詰められた考えと工夫が絶妙でこれ以上のものはないように思います。もう20年前になると思いますが何度も読み返したものです。
これが私のバイブルです。思想です。
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