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一級建築士 匠の視点 ブログ

2023.01.16更新

ADHOUSEのセカンドライン新ブランドSENSEの状況をお伝えします。

セカンドラインのSenseだいぶ詰まってきました。途中経過です。

 

仕様設定も70%ほど終えたところ。感想とては、SENSE45タイプは、ややモダンな内装が似合う素材と納まりになる予定です。和の洗練も検討しておりますが、まだその先であるいはADHOUSE(自由)で表現となります。

 

現在ADHOUSEからセカンドラインSENSEを生み出すにあたって

・温熱環境はUA 0.39 (ADHOUSEは0.34)あたりに落ち着きそうです。

・多彩なデザイン納まりからセレクトし、無駄をそぎ落としています。

・コスパの良い材料を集合させ、素材感を見ながら、色合い艶の統一を行っております。

・天井と壁、壁と床の見切りをどのようにするか設定しています。

そんな中でも新しい発見も多々あります。SENSEを検討するうちに新しいものも見えてきました。新しい手すりの形状や、使える水回り材料、まさに厳選という言葉がふさわしい。

・素材と照明の妙は、メイン空間では、やはりADHOUSEと同じ感覚でやることに。

 

あと一息で完成。その後資料作成に。

 

余談ですが

写真は、ADHUOSEとSENSEのアイデンティの目指す先はこのような建築(緻密でバランスよく深く考えられた美しい建築)。

かの丹下先生は流石としかいいようがない。無機質で硬い材料の巨大な建造物をいかにヒューマンスケールにし、まるでコンクリートが柔らかい素材であるかのように自由に扱い。細部の納まり、窓枠の細いサイズ。スケールといい妥協なきほぼ完ぺきなバランスでつくられている。またメイン建物だけでなく、都市の壮大ランドスケープからあわせてよく考えられてます。国際的にもかっこいい。

どうやったら巨大なものから手仕事のような細部までの計画と設計感覚を持てるのかと、

さすがに、日本一の建築家は丹下先生は、天才と認識させられた次第です。

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