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一級建築士 匠の視点 ブログ

2021.07.16更新

リゾート感溢れる平屋、北欧と和の融合と遊びの設計を

 

明日より、2週にわたって神河町見学会を開催します。当日予約受付ておりますので、ぜひご覧いただきたいです。神河町は、山陽姫路東ICから約20分程度で以外に近いです。
本当にロケーションがよくて、なかなか出会えない敷地です。そろそろ梅雨もあけるので、周りの緑が美しく家に調和していると思います。
前回投稿しました内容をもう一度ご紹介します。見ておられない方はこちらから見て下さい。

http://ad-house.designwork.jp/web/kamikawa-town-tour-full-of-resort-feeling/

それに加え、もう少しニッチは部分の解説を

 

天窓ではなく、南に面したハイサイドライトを見て下さい。天井付近に窓を設ける。写真のように天井面に反射する光が広っています。普通の高さにつける窓では天井に光が回らないので、天井いっぱい窓が効果的なことがわかります。窓は上へつけろということです。昼間はこのように太陽光を天井に反射させているのですが。夜は窓下に間接照明が仕込んで上向きに天井をてらすので、昼と同じ天井面に間接照明の反射光が回る憎い仕掛けです。

 

 

 

中央の斜めにかけた柱(法杖)は7大屋根を支える7.2mの丸太梁の荷重を受ける役割です。写真の様に柱に2Fロフトが点で支えていますが、実はこの斜め柱は2F荷重を受けていないんです。2F床は左壁からの1.5mほどの片持ち梁で持ち出しており、柱に偶然点で着いてるように見えているだけです。普通ここは気にされることはないですね(笑。

 

右側の壁の先端をみてください。壁がだんだん薄くなってきて、端部は壁厚みが35ミリ程度に細くなっております。この家が繊細さも兼ねそなえている形状の一つです。
また、中央の茶色いカウンターはブラックウォルナットの洗面カウンターで、カウンターの端部は壁にめり込ませたデザインとなってより大きいカウンターに感じます。3面鏡も壁から出っ張らせずに埋め込んだ見せ方にしており上部には間接照明を仕込んでやわらい灯りにしています。柔らかさだけでは、この家のカッコよさでないので、ピリッとピンホールダウンライトを洗面ボール真上につけてきらびやかさも演出しております。

 

 

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