姫路・たつの市・播磨全域注文住宅の設計・施工
2025.12.15更新
先日お客様と、滋賀県にある丸和産業様へ古材を見に行ってきました。建物の解体の時にでた梁や柱や差し鴨居から、カウンター等に使えそうな平板まで多種多様な古材を見させていただきました。倉庫から外部に干してあるものまでものすごい量の古材がありとても面白い経験でした。 今回計画中の物件は、階段の梁や玄関の框、カウンターや飾り棚等色々な箇所に古材を使います。 築年数はそこまで古くなく、基礎や構造はほとんどそのまま残せるほどしっかりしたお家です。お客様の要望として、中は古民家のような雰囲気をイメージで作りたい、新しい木の質感より古っぽい味のある質感、多少の傷や穴はそのまま使いたいとのことだったので、木を着色してエイジングで見せるというより思い切って古材のご提案をさせて頂きました。
古材といっても、昔のお宅で囲炉裏から出た煤が付いた真っ黒のものから、紫外線に当ててグレーになったもの等、製材された木材と違い色味も形の全く同じものがないので、お客様と一緒に確認させていただきました。
サンプルや写真だけではなく、実際に現地まで足を運んで、選びに選んで一緒に決めるというのもフルオーダーの醍醐味であり、1つの思い出になると思います。これからの仕上がりがとても楽しみです。
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