姫路・たつの市・播磨全域注文住宅の設計・施工
2025.11.30更新
来る12月6日、小野市にて開催されるOB様邸の見学会。 今回は「プロの視点」から、そのこだわりの特徴を紐解いてご紹介します。
その1:計算された「2棟」のつながり
屋根が繋がって1つの大きな建築物に見える。
HPの外観写真をご覧になって、「大きな一軒家だな」と思われた方も多いのではないでしょうか。 実はこの建物、ご自宅の棟とオフィス棟、2つの棟から構成されています。 あえて屋根をつなぐデザインを採用することで、まるで一つの大きな邸宅のような、堂々とした佇まいを演出しているのです。
しかし、ここには隠された工夫があります。 ご自宅は西側の道路、オフィス棟は東側の道路に面しており、実は敷地内に40センチもの高低差が存在します。
本来なら段差ができるところを、この40センチ差を絶妙に調整し、違和感なく屋根をつなげているのです。 別の角度からの写真を見ていただくと、その精巧なつくりがよく分かります。
東道路のオフィス棟、ルーバの右側が玄関扉になっている。
西道路の玄関、そとん壁とレンガ、黒い板壁で構成。
壮大な外観の中に隠された、建築的な遊び心。 まさに「ウィットに富んだ」デザインと言えるでしょう。
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