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一級建築士 匠の視点 ブログ

2021.11.28更新

冬の訪れ、暖房。

今週から急激に寒いと感じる時期を迎えました。初旬には紅葉がないとかいってたんですが、付近の山々もしっかりきれいに色づいて美しい初冬を迎えるのは嬉しいです。
弊社においても、ハイブリッドソーラーという蓄熱式の床暖房が、威力を発揮しはじめました。灯油燃料の高い時期ですが、太陽の熱の力を借りて原始的な床暖房というありがさを感じながら、社内は快適にすごせております。この機会に気軽に体感訪問もしていただけば思います。

ハイブリッドソーラーも補助燃料は徐々に、電気式(主に深夜時間帯)をおすすめすることが多くなりました。
ハイブリッドソーラーでなくて屋根のパネルをあげないタイプの、蓄熱式の床暖房シルクラインも需要が多いシステムです。エアコン暖房で十分とわかっていても、
冬は床が少しだけ暖かいことが快適のポイント、なおさら上質で柔らかい快適空間をつくれます。とくに水回り浴室床暖房は良いです。


現在のラインアップは、床下エアコンが最もローコストな全館暖房ですが、均一温度は間取りによるところと、基礎の高さが高くなるところが難点。それでも十分な快適でおすすめです。

それよりも高度な温度制御が可能なのがG-AIR冷暖房換気システム。こちらは熱交換換気システムとエアコンを一つのダクトから出すので、エネルギー的にも無駄がありません。同じ人数帯で過ごされることが多い家庭に向いております。こちらは暖房は十分で、夏場の最高気温時期が心配。とはいいながら普段4人で、週末20人といご家庭でも、ほぼこのシステムのみでいけました。

家庭用の冷暖房設備は、まずはランイングコストが大事なので、建物や計画にいろんな工夫が必要となります。どのシステムもそうですが、机上だけではうまくいきません。施工の要所要所がしっかりとなされてこそ効果がでます。

私達の領域である完全オーダー住宅でよく聞く、自由すぎが故に性能を無視したデザイン優先ってことになることを心配の方もいらっしゃると思いますが、AD HOUSEにおいては、性能があってこそのデザインであるよう全棟、Q値、熱損失を計算しております。UA値は大事ですが、あくまでも家のボリュームがあるといくらUA値をあげたところで、光熱費はボリュームによるので、あくまでも熱損失を第一に考えます。

年末を迎え、これから家造りを検討される方も増えると思います。熱的なことから一般に冬に家を考えるほうが考えやすいので、ぜひ私達への気軽なお問い合わせをしていただきたく思います。

これからの心配は物価高です。時間とともにあがる建材はどうにかしてもらいたい。それが悩みですね。

 

 

 

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