2020.08.31更新
軒下とは、住宅の屋根のうち、外壁や窓、玄関などよりも、外側に突き出している部分のことを言います。
この部分が雨や雪、日差しを遮り、建物を守る役割を果たします。
軒が深いと様々なメリットが生まれます。
日差しの調整、外壁保護、雨除け、半野外的空間等、軒は機能的にも空間的にも絶大な効果を発揮します。
軒下空間を利用することで家族の寛ぎの場となったりして、ライフスタイルも広がります。
最近では建築技術の進歩によりシンプルな陸屋根を採用したり軒ゼロの住宅も珍しくありません。
軒がない分コスト削減やシンプルモダンなデザインにすることができますが、
やはり軒の深い建物の良さも捨てがたいものです。
深い軒が残暑厳しい夏の日差しを遮ってくれます。
この様な軒下空間のある縁側も趣があって、寛げる空間になります。
下の写真は、昔の建物ですが、空調設備の無かった時代はこの軒下の日陰が絶大な清涼効果をもたらしたのでしょう。
古い建物には必ずと言っていいほど、深い軒下が備わっています。
この軒下空間、実際のところ炎天下の真夏日でも涼しい風が心地よく吹き抜けて行きます。現代住宅にも是非取り入れたい昔ながらの知恵です。
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