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2018.12.17更新
日本は小エネ?
大阪のほうで参加しました新住協のセミナーの中でもお話があったのですが、
日本の一世帯当たりの暖冷房エネルギーが極めて小さいということです。
資料の中に一世帯当たりの用途別エネルギー消費のグラフがあり、家庭内で使われているエネルギーの割合のグラフですが、
確かに日本は他国に比べて家庭内のエネルギー消費量は少なくて、省エネと言えるかもしれません。
エアコンの性能や家電・照明の省エネ化が進んでいるのも確かにあります。
でも一番の要因となっているのは 『ガマン』 という点にあります。
明らかに日本は冷暖房のエネルギーが少なくなっていますが、部分間欠暖冷房、つまり居るときだけ居る部屋のみ冷暖房するという使い方のためです。
確かに家計を考えて、できるだけ光熱費を抑えようとするのは最もですが、家に帰っても寒い室内で、暖房器具を点けても中々暖かくならない。
暖まっても、トイレに行くときに寒さを感じるような生活で、心身共に不快感を感じる生活をするのは、やはり ひたすら我慢 している結果だと思います。
だからこそ、ガマンをせずに家中快適に過ごせるような家づくりが必要なんだと思います。
本日、蓄熱床暖房メーカーのチリウヒーターのKさんに来社していただき、色々とお話をお聞きさせていただきましたが、やはり同じく事を言われていました。
国の2020年省エネルギー義務化の延期がありますが、ADハウスは家づくりを考えられている方には、ガマンしない、家中快適な環境で住んでいただきたいと思っております。
さて、こちらは以前から少しずつ取り組んでいた、カーテン生地の暖簾です。
シューズクロークやパントリーなど、建具だと少し面倒な開口部分でも、暖簾だと簡単に出入りできて、目隠しにも十分です。
暖簾と聞くと和風なイメージのものですが、カーテン生地で制作するとまったく印象が違います。
場所によってはこだわりの生地を使って空間に遊びを入れることもできます。