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2016.09.28更新
キッチン研修3 最終回
今回はイタリアの高級キッチンユーロモービルさんの訪問です。
ドアを開けて驚くなかれ、
いきなり目に飛び込む見たこともない素材のキッチンカウンター。長年プロとしてやってきて初めて見る素材でした。聞くとなんと左官仕上げ。よく見ると砂粒の感じが写真で見えますでしょうか。左官がキッチンの天板として使用に問題ないですか?と聞いてみると、実際はやわい左官の感じではなく、とても硬い素材になっており水染みもおこらない超特殊な素材です。天板ばかりか扉や引き出しの前板にも使用されており、把手ハンドルではなく、ドア小口を斜めにカットした薄い手掛けまで左官仕上げすから自信が伺えます。こちらの海外最新素材に対する勉強不足を痛感いたしました。
この他にも、これも見たことがないほど繊細な納まりで完全つや消しの美しい面材があり、見たこともない輸入メラミン?かと、おそるおそる聞いてみると、塗装で仕上げたといいます。おそろしくきれいなブラックつや消し塗装、素材色ともにイタリアの高級を感じました。ユーロモービルのイタリアキッチンには、納まり、美しさに妥協がなく、素材、色、艶感、どれも素晴らしい、イタリア人ならではの美のこだわりを感じました。ちなみに値段も超高給。
引き出し金物などはAD-HOUSEオリジナルキッチンも同じものを使用していました、弊社も高級の仲間入りですかね。
イタリアではキッチンは家具と同じで引っ越しで次へもっていく慣習があるようです。ですので痛みやすいシンクはオーバーシンクという構造も多く、ガス機器と同様取り外し交換が容易にできています。
料理人に愛されるシーガルフォーの浄水器の代理店でもあって、通常浄水器との差、飲み比べもさせていただきました。大阪の水の話ですが浄水器によって水の味、おいしさに違いがでることを実感させられました。シーガルフォーは有害物質をほぼ取り除くので安心です、東日本の福島においても放射性物質の除去に対しても有効性が確認できたようです。おいしい水にこだわる方のためAD-HOUSEでもシーガルフォーを取り扱うことにしました。会社にも設置しましたので、ご来店の際は試飲していただけます。