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一級建築士 匠の視点 ブログ

2024.11.09更新

5.3m✕6.3m✕高さ5mの無柱空間は、とてつもなく広い

加古川で開催の現場見学会
床下エアコンの仕組み構造をみるイベントです

来てみて、驚きました
図面の寸法感覚の1.5倍以上空間が大きい感じ
今まで吹き抜け空間やスパン7m超える平屋など
数多くの木造大空間を見てきましたが
縦横高さが、それぞれ5.3m×6.37m×高さ5m
すべて5mを超える無柱空間はなかったかもしれません
広いんだが、梁が一本空間を横切っていたり
木造では4mを超えると一般的に
大空間の仲間入りですが
5m立方体がまるごと入る空間は
かなり広さを感じる
そのため構造体は、地震力だけでなく
風圧に耐えるための梁のサイズにしたり
5.3mを飛ばすための梁成を抑えるために
梁材料を強度のあるベイマツ集成材に変更し
許容応力度計算によって
等級3をクリアさせています
さらに金物工法の仕口強度を得て
安心した大容量の空間を実現しました
無柱の大空間の気持ちよさは
次回の構造イベント11月3日、12月1日
でも確認できます

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