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一級建築士 匠の視点 ブログ

2025.09.24更新

NY国連本部のインテリアはいつ見てもゾクっとする

ニューヨークの国連本部で総会が行われてる
政治的なことはさておき
以前にもブログでネタにしたと思うが、またネタにしたい。

 

 

ニューヨークの国連ビルは1951完成、築75年
私も1988年に(築38年目)に外観だけ見たが
特に古いビルといった印象しかなかった

 

設計は戦勝国で構成される設計連合
ウォーレス・ハリソン(アメリカ)を主任に
ル・コルビュジエ(フランス)がかかわっていたが、
コルビジェっぽくない印象。

 

最近になってコルビジェの建築を改めて見ている
その設計全般に感動する。
コンセプトや計画から、デザイン、
素材使いの斬新さディティールに至るまで。


話を戻すと

国連の映像はいつもながら、インテリアにぞくっとする
質感色、日本の公共空間にはない、デコレーションも過剰でなく

すべてが好み。
古びない。デコレートしていなくて上質、高級感もいい。

グリーン大理石、金の壁、青い絨毯、
照明も淡い光で、金泊の壁がうっすらやわらかく輝き
対比されるグリーン大理石が暗い重量感
なんとも言えぬ美しい空間

演説者の背景にグリーンの大理石がとても美しい
パークハイアット東京のジョンモーフォードのインテリア色彩と似ている
国連本部を見ると、いつもこういったインテリアをやってみたいと思う

今回、映像をみて、ただ気になったのは、会議場の椅子が破れている。
しかもかなりの個数、アメリカの椅子も破れていたような感じ。
国連は資金がないのか?不思議。

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