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2015.10.29更新

たかが照明リフォーム

10年目のOBのお客様、年々壁に美術品が増えて、今回は木製のレリーフ2箇所これを照らしたいとご依頼。
既存のスポットがあるのですが、2箇所は無理で、この位置から4m離れているという。
白いスポットを取り外し、黒い照明ダクトレールをつけて、新たな小さな黒いスポットを2箇所つけるという提案をいたしました。
後付のような配線をだしたり不細工なことにはならぬよう、むしろ照明は小型化させて、レリーフに対して強い光が届くようになりました。

今の時代だからledスポットでの検討をしていましたが、既存の調光スイッチが使えて、4m先を照らす強い光で演色性がよいものはまだまだなくて、上質な空間にはまだおすすめできない。弱い光の場合は演色性の良いledは新築でも使っております。
照明ひとつ変えるのにも、何かと知識と技が入ります。
AD-Houseの質感を生かす考え方を説明し、その上での提案です。
年を増すごとに、建物がさらによくなるように日々提案に磨きをかけてお待ちしております。

s-2015-10-29 08.57.18
写真中央、天井の途中までのびた黒いのが照明ダクト、後からスポットが2個つけます。曲がった梁は昔の蔵のものを移設

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10年前の写真。
逆側からのショット。右上で光っているのが今回取り外したスポットライト。

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