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一級建築士 匠の視点 ブログ

2022.04.21更新

防音設計の極意。今後への期待。

AD HOUSEは音についてうるさい。うるさいとは防音に対して常に考え対策を行っています。

音楽室とかは、最初から気を配って防音設計し施工するのです問題は少ない。
しかし音の発生源であるトイレ。特にタンクレストイレが主になってからは、音が大きいので大変です。個人的には、昔あったロータンク静音便器の復活を望むところですが。トイレ建具を防音にし、壁を防音対策をしても、トイレを流す音は、床と床下、固体振動を伴う音なのでそう簡単には防ぐことはできません。
弊社でも床暖房物件では、床下が無くコンクリートであるのでかなり振動音が少ないのです。
しかし木軸の床下エアコン仕様では、床下がほぼ全体に抜けていることもあり音を防ぐことが難しい。そんな中、試行錯誤を繰り返しながらも、ようやくこの春から床を構造レベルから独立させることを試みてみることに。これで解決できればレベルが上がるのですが。

さて、防音室では、この度2階につくりましたが、簡易防音ですが、結果は上々。お客様の持つラジカセでボリュームをいっぱいにあげてもらっても、外部には聞こえません。部屋同士については、大声で叫んでも遠くで声が聞こえているくらいで気になりません。防音室に拭き抜け越しの12ミリガラスを入れている部分が少し弱いのはわかっていましたが、気にならないとはいえ、そのままの結果がでました。それでもガラスはあって正解だったと思います。

 

 

 

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