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一級建築士 匠の視点 ブログ

2023.03.12更新

設計者目線から、あらためてTVを考えてみる、その1

TVというものの取り扱いを設計者はどう見るか。
大変ニッチな内容ですが、これから数回にわけて深掘り?私の考えを述べていきます。

若者世代はTV=番組をみない。実際に見ていない。情報はTVから得ない。
TVの画面を見るとしても、yutubeやネットフリックスなどのコンテンツのディスプレイとしての装置になっている。
若者はむしろTV画面より自分のスマホで見る。自分のタブレットやノートPCで見る。

50代の私でさえTV番組はほぼ見なくて(点けてるだけの場合はある)yutubeやprimeを見ることが多い現状。
これからのTV装置というのは点けていないとただの黒い置物?になってしまう。
であるのに当たりまえのように特別な要望がないかぎりTVを普通に提案することに疑問も感じている。弊社設計担当ももっと考えてなくてはいけない時期です。

AD HOUSEでも1割程度のお客様は、聞くとTVに関心がなくどうでもいい。なくてもいいという方もいました。
でも大多数は、とくに当たり前のように以前あったから、このままの感じでという流れになっている。
TV周りの備品を収納するための家具が必要なのもそのままです。このままいくか変えるかあえて提案に苦しみます。

これから数回にわたりTVの今後について考察していきます。

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