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一級建築士 匠の視点 ブログ

2023.11.27更新

皆さんリビングに接した作業部屋欲しくないですか?

土間の作業部屋がほしい、効果的な位置に。

皆さんリビングに接した作業部屋欲しくないですか?あると便利だと思いませんか。

 

先日イベントを行った姫路市の26坪平屋。小さな家でありながら個性的、天井が高いので広く感じる。

もっとたくさんの方に見ていただきたかったのですが、昨日でイベントは終了してしまいました。

 

ここでいいたかったことがあります。この平屋には便利な作業部屋が存在している。その作業部屋へのアクセスと隠し方が秀逸なのです。

リビングに接していて、趣味であるのスキー、スキー道具や、板にワックスをかけて削るなど作業する専用の部屋があるのです。

もちろんワックスをかけるだけでなく、アウトドアグッズのあの物置であったり、そこでいろいろ作業したり、何かと便利な汚れてもいい土間のある空間なんです。

今回思ったのは、設置する場所が重要です。いつもいる茶の間リビングから直の出入りできる位置がいいということです。

ご飯を食べて、掘りごたつでテレビでくつろぎながら、ふと思い立つとすぐに趣味の作業にとりかかれる。汚れても良い床である、水に濡れても

良い。気にしなくていい床がある。断熱がないため、小屋裏までの収納が十分です。なので普段の生活空間に余計な物が溢れてこない。

今回提案として、リビングから鍵で出入できるガラス扉を通じてつながっており、断熱空間外としている。だから作業部屋と外との解放は自由。

そのまま作業場の東西のドア開けると表から裏庭への通路になり、開けておけば部屋の通風にもなる。

 

 

 

みなさん、それぞれの趣味趣向は違います。家の部屋の中の物だけで満足できる方もいらっしゃいますが、アウトドア関係の趣味の方は、何かと土間がありがたいと言う感じがします。外納戸というより趣味の用具を常に身近に置いときたい気持ち。

でも、リビングから丸見えは困る。

この物件では、リビングから片開きガラスドアでつながっており、作業部屋の壁の面積をなるべく多く取ることで収納力をあげます。

またリビングからは、見せたい見たいときには、ガラス戸で中をチラ見せできる。

隠したいという場合、この秘訣が今回の提案なのです。

壁一面を覆うファブリック壁を提案しております。

 

部屋からみてレースが手前にあり、外側にカーテンドレープがある。従来はカーテンが部屋側なので、逆の配置になっています。

クロス壁でなく、ファブリック壁がとても柔らかいインテリア性の高い空間になってます。シンプルなクロスでもファブリック面積が大きいのでこちらが主役。

すごく近い便利な土間作業場でありながら、リビングのイメージを壊さないと言う秀逸な提案だと自負しております。

皆様にも是非真似していただきたいなと思います。生活にプラスの楽しさを感じること間違いなしです。

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