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一級建築士 匠の視点 ブログ

2025.12.03更新

【プロの視点】12/6 小野市見学会の見どころ解説 Vol.3

プロ目線 その3:「線」を整える、しつらえの美学

建築の美しさは、細部の「線」に宿ります。 今回は、徹底的に線を整えることで生まれる、凛とした空間の魅力をご紹介します。

■ 桧(ヒノキ)の無垢が織りなす、シャープな洗面

こちらはAD HOUSEオリジナルの造作洗面台です。

写真からも伝わる通り、水平・垂直のラインが「ピシッ」と揃い、見る人に美しさを感じさせるよう仕立てています。

素材には、節のない最高級の「ヒノキの無地」を使用。 板張りは扱いによっては野暮ったくなりがちですが、細心の注意を払い、モダンで洗練された印象に仕上げました。

足元には間接照明を仕込んでおり、洗面としての機能だけでなく、空間全体を優しく包む全般照明としても活躍します。

 

■ 削ぎ落とす和室

私は和室が好きです。 畳に座り、目線が低くなることで、細部の美しさを最も敏感に感じ取ることができるからです。

この和室では、寸法配分から線の細さに至るまで、徹底的にこだわりました。 巷に溢れる「和モダン」とは一線を画す、本格的でありながら、 そこから余計なものを削ぎ落とし、研ぎ澄まされた静寂の空間をしつらえました。

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