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一級建築士 匠の視点 ブログ

2023.02.03更新

姫路市で構造見学会開催します。許容応力度計算等級3仕様

姫路市で構造見学会を開催、構造は許容応力度等級3仕様

 

見所と言うのは、建築施工中であるので、意匠的な見せ所はほぼないのです。それでも現地で完成を思い浮かべながら見ていただきたい。
わが社でも難物件のひとつ。この建物がどうこだわりが強くどう難しいのか。を解説してみたいと思います。

特徴は、敷地のほぼ100%使ってるのではと思うほど、余白ゼロです。敷地も鋭角の3角形で、建物形状もそれに沿った三角形です。

建築に詳しい人でもわからない、準防火地区であり、窓開口部はすべて防火仕様です。だから窓サイズや最大ガラスサイズなども通常とは違う。サッシを使ったり、直接ガラスを取り付けたりと様々。

道路斜線ギリギリです。

 

なんと家なのに、敷地にほぼ目一杯なのに、車寄せがある。2方道路の欠点をみごとに車寄せで解決。

外倉庫も大屋根からおりてきて一体化したもので、将来店舗にもできそう。

車寄せから玄関に入ると、正面に10畳ほどの中庭が見える。

LDK水回りともすべて中庭を取り囲むように配置されている。

中庭をみながら建物を一回りできる。大きな回遊プランである。浴室も通過できるプランである。

シャワーブースがある。

音楽と一体の空間です。楽器がみえるリビング。

電気ガスの値上がりに備えた、ペレットストーブを置くリビングがある。ペレットは置くが、全館熱交換空調G-AIRもある。

仏間もあるし、ロフトもある。

セルロースファイバー断熱もしている。トリプルガラスサッシが取り付いています。

しっくい壁である。

4mの長さの大理石キッチンとテーブルが一体化した空間である。本来ならばこれがこだわりなんですが、他が多すぎて目立たない笑。

その個性的なLDKからは中庭の蔓薔薇が見える。

もはや、夢を全部かなえたような家になる。とにかく夢としかいいようがない楽しい家である。

 

と、前置きが長いが

今回は、滅多に公開しない建築途中をみていただきます。こんな夢の実現の途中はどんな地味なものか。あるいは、内部はこうやっているのかなど、フェチ的に見ていただけます。

構造はすべて見えるので、ぜひ、木材が最も高い時代の物件。

許容応力度計算による等級3をクリアした、金物工法です。こちらも難設計。

当日も予約も受付しております。この際、気軽に覗いてみて。webでも電話でも。

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