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一級建築士 匠の視点 ブログ

2022.09.04更新

二階建て30坪は素晴らしいものになる

4月に引き渡したT様邸。完成写真を撮影させていただきました。写真の感じから察すると相当いい感じ、生活することが楽しいというイメージを持血ます。PLAN時から想定していた暮らしがほぼ実物でもできている感があります。

2F建30坪という大きさ、ものすごくPLANに左右されることが多い。絶対にPLANが第一になります。仕様は大事ですけど第二。完成空間が把握できたことろで少し解説をすると。

30坪ということで、部屋数にもよるのですがゆとりが無い。だからこそ、広く見せる様々な工夫が必要になります。敷地がタイトであることを逆手にとり、リビングの開口から見える塀までをリビングと捉えることができるように、塀の高さを決め、外装材を部屋内まで展開することにより、外中が一体感となり、つまり大きく感じたりする。小さな家では、抜けが必要。小さな吹き抜けも効果的。キッチンとテーブルを一体化することでとても大きな家具をおけるくらい大きく感じる。また上がり床をつくることで、以外に邪魔な椅子の数を最小限に減らすことができる。天井高も重要、低いのは心理圧迫が強くてダメです。

この度、しらすそとん壁の最も濃い特注色外壁仕様で木部との配色は大人でシックにあがっており、何ひとつも違和感のないよい感じです。おそらくADHOUSEオリジナルの濃い標準にふさわしい配色となっております。これ以外にも実はカラオケができるほどの防音室も2Fに備えており、大変楽しい家となっております。暑い夏も1台のエアコンで快適にお過ごしなられていたと聞いております。

大きな家とは違って、2F建30坪は、提案、PLANが命です。小空間はぜひADHOUSEにお任せください。

 

 

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