姫路・たつの市・播磨全域注文住宅の設計・施工
2022.11.20更新
昨日キッチンのプチリフォームを終え無事お引き渡しを行いました。
内容としては、床壁天井のやり替えに背面キッチンと造作家具。 既存の家具になじむような素材を使いながら、造作ならではの使い勝手を実現したいという思いから改修工事を行いました。 まずは既存の使い方や生活スタイル、現状の収納量を事細かに見ていきます。 造作家具では引出のサイズや段数、高さまで自由自在に設計できるため、使いたいものをちゃんとしたスペースに収納できるよう設計していきます。 既製品でありがちな、しまいたいけど収納スペースが大きすぎたり小さすぎる…なんてことにはなりません。
こちら完成前の写真です。床はチークのオイル塗装品。 家具の面材はウォルナット。既存家具の色が濃いためそれに合わすように選択しました。塗装は元のウォルナットを生かす為あえて着色はせず、水に強く濡れ色が演出できるものに。写真では伝わりにくいですが、もっと濃く高級感があります。 吊り戸の方は家具全体が濃いので少し軽い印象を与えるためシナにアイボリーを選択。吊り戸下に間接照明を仕込み浮いているように演出 細かい所ですが、キッチンも家具もウォルナットの板目を合わせているのも造作ならではです。
家具天板の方も、板目がとても美しいです。 昨今よく見る集成材も強度があり表情も綺麗なものが多くなってきましたが、間接照明をあて見せるための家具にするならばやはり目はそろっている方が綺麗に仕上がります。表面だけ見ると無垢かな?と思いますが、実は無垢ではなく厚みのある突板で作っています。厚み30ミリもある天板を無垢で作ると重さも価格もかなりしますが、厚突板で制作することで無垢のような表情を出しながら、価格も抑えられるといったことができます。
後日施主様から頂いたお写真です。 家具も入りとても良い雰囲気です。 後日完成写真を撮らせていただきます。
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