2020.06.26更新
CLT建築の視察で四国へ行って来ました。大雨の中、瀬戸大橋を渡り香川県高松市へ。
今回はインテリアメーカーのオフィスを見学させて頂きました。
CLTを床や壁に大胆に使い、この様な大空間を実現させていました。
階段の段板もCLT。
受付カウンターにも、ふんだんにCLTを使いながらも、床仕上げにはタイルカーペット、天井にはクロスと、木材であるCLTを少し隠しながら洒落たインテリアの演出がされています。
当日はこの建物の構造設計に携わった担当者も来ていて、色々と興味深い話も聞くことができました。従来の木造建築とは一線を画したCLT建築ですが、海外ではオーストリアを中心に発展し現在ではヨーロッパ、北米、オーストラリアでもCLTを使った高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。日本では2016年にCLTの一般利用がスタートしていますが、まだその数は少ないのが現状です。これからのCLT建築普及のためには、今日の様な形で実物に触れつつ勉強するのが一番の近道だと思いました。
今後のCLT建築の可能性に触れる事が出来た一日でした。
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