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2020.08.12更新

京都市京セラ美術館 杉本博司 瑠璃の浄土

先日、京都の京セラ美術館へ初めていってまいりました。

杉本博司は、写真家ですが建築作品もあり、和の空間がシンプルで洗練されていて、今風の軽い和モダンとは一線を隠すレベルの高いイメージ私の好きな空間です。ということで、コロナで彼のアートを見にいってきました。

展示は空間と相まってとてもよかったですが、説明できません。ので建物などのいち部を紹介します。

 

建物は日本で一番古い美術館で歴史と壮大なものです。改装により、写真のように地面が掘り下げられたエントランスに変わっています。掘り下げた地面との間にはガラスがはめ込まれカフェになっております。なんと大胆な改修でしょうか、旧エントランスを完全にお飾りにしてしまう斬新さ。

 

ヘリンボーン張りの石もリズム感がよい。

 

体育館のサイズの吹き抜けスペース。80年前にできていたとは、やはり京都の豊かさをかんじます。ラセン階段は理想とする、超ゆったりの蹴上げ踏面でまったく疲れません。

旧館から新館への境目、重厚なフレームが額となって、まぶしい緑と光が演出

新館の展示場、芝と敷石、砂利と床が同レベルでつながる感じがいい。

通路は、開放的で色合いも素敵です。このような色の床がモダンで良い。

 

屋外の池には、世界各地を回っている、杉本氏のガラスの茶室が展示。近づくことはできません。

レトロな空間に、斬新な表示版。ランプが移動します。ニューヨークな雰囲気。タイルも8角形。

瑠璃の浄土、斬新な思考で大変刺激を受けました。

 

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