2025.01.18更新
冬は、MRT(平均輻射温度)=室温が同じくらいであるとき最も体感が快適
SENSEモデルハウス
25年1月18日 11時
なんという快適な環境なのでしょう!
センサー温度計で表面温度を計測してみます
床
壁
ガラス
天井
室温
床20度 壁20 窓19度 天井21度 室温21度
MRTはだいたい20度
体感温度=(室温21+MRT20度)/2
=20.5度
「MRT」という言葉ご存じでしょうか
MRTは、壁 床 窓 天井の平均輻射温度のことをいいます
ADHOUSEが97年から一貫してやってきていること
断熱性能や気密やℚ値など様々な表現はしていますが
最終目的はMRTが保たれることを最も大事にしている
MRTが室温とほぼ同じにすることが
最も快適に感じるということです
温度という言葉は、
たいてい室温計の数値をいいます
それに対して「体感温度」とは
簡単な方法だと次の式であらわされます
体感温度=(室温+MRT)/2
MRTは 床 壁 窓 天井 の平均表面温度
ADHOUSEでは、体感温度が19-21度が最も快適だとし
※室温とは異なります
特に冬に体感温度20度で生活できるように
2000年に独自に断熱基準(外皮性能値)を定めました
今の時代になって、UA値という指標がでてきました
昔でいうとK値といわれていたもの
当時に決めた仕様をUA値にあてはめてみる
UA値は0.42であった
つまり昔からこのくらいの外皮性能であるならば
間違いなく快適温度帯を作れる空間であることが
体感的にわかっていた
現在のADHOUSEのUA値は0.34-0.4
AD SENSEで0.42前後
となっているので、どちらも
間違いなく全館暖房が可能な領域
一般的に
ZEH+ではUA値0.5
これだとムラない快適温度帯は厳しい
と思っている
冬の快適さは、空気温度だけでなく
いかにMRT表面温度を上げられるかです
空気温度を低く設定しながら
体感温度20度が保てるなら
ベストです
体感温度が23だと熱い不快
体感温度が20度の温度帯になると
家の中は完全に春の気候があるという感覚
暖房は暖をとるイメージから
冬なのにさわやかな快適さにかわる
そのために如何に表面温度を0.5度あげられるか
がUA値のもつ本当の意味です
もうひとつ体感温度が20度がよいのは
標準的な換気を行っても
※換気すればするほど湿度は下がる
冬でも湿度50%を楽に保てるからです
これがエアコン暖房だと少し温度が高く
なる傾向があるので
快適温度帯がだいたい室温23.24度付近になるので
MRTが19度に保っても
空気温度が23度以上になると
輻射暖房の室温が20度のときとくらべて
湿度が約8%低くなる
エアコンでは
室温23度 湿度42%くらいになります
快適から申すとエアコンからの
気流はわずかなでも不快になります
輻射暖房の良さは、気流ゼロだということ
湿度50%と42%、8%の差はかなり体感が大きい
空気のまろやかさも違う
肌も唇も乾燥具合がちがいます
ADHOUSEの暖房方式の考え方は
輻射暖房が快適の最高峰とし
蓄熱式床暖房、パネルヒーター、オイルヒーター
SENSEモデルはオイルヒーター2台で十分家全体をカバーできます
しかし光熱費価格の点でエアコンも選択肢外せない
エアコン暖房の場合は全館空調にして
ダクトで各所へ空気を配置し
気流を防ぐ対策をすること
または、床下エアコン式では
窓際以外は気流なし
部屋の大半は快適です
通常の高さの位置のエアコンは
全館部屋はあたたまりますが
気流の点で不快な箇所もでるので
設置位置はなるべく普段いない場所
がべストでしょう
この点に注意して
暖房セレクトの参考にしてみられては
いかがでしょうか
SENSEモデルハウス
25年1月18日 11時
床20度 壁20 窓19度 天井21度 室温21度
MRTはだいたい20度
体感温度=(室温21+MRT20度)/2
=20.5度 となっており
大変さわやかを感じる気候のようです
近隣の方々もお見えになり
体感していただき
驚きの声をたくさんいただきました