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一級建築士 匠の視点 ブログ

2019.08.05更新

エアコンの効きと効率

高効率エアコンの効果は、ファンのホコリで台無し

いよいよ本格的な暑さがやってきました。我が家は、ほぼ24時間エアコンつけたままです。お客様にそうしてくださいと言ってるので当然我が家もそうしております。ただしエアコンの機種によってお掃除機能が「切」にしないと、はじまらないものがあるので、その場合は定期的に1hほど切っております。

という生活なので快適かと思うでしょう。しかし、7月後半からとたん寝苦しくなってきて、夜中2時くらいにピークを迎えます。

8年なので限界かと、室外機の冷媒の銅管を触ってみると結露して冷たいので大丈夫そうだが、ガスが少ないのか?昨年も冷えないのでメーカーに来てもらってガスみてもらって大丈夫と言われました。しかし、生ぬるいような弱い風しかでてこない。

設定を16度にして、フルパワーで人体に向けて寝ても厚い。買い替えようかと思いながら、隣の部屋の同じ機種で買ったエアコンを見てみると設定26度でむしろ寒いくらい効いている。手をかざしてみると弱でも風は冷たく気流も感じる。

部屋にもどって、吹き出しに手をかざすとびっくり、フルパワーなのに、隣の部屋より弱い風、しかも70センチほどある吹き出し口ですが、半分くらいしか風がでていないことに気づきました。

また、メーカー呼ぶしかないと、買い替えのが安いかなと思いながら、ひょっとして風がでてないのは、とフラップを外してファンを見ると、ホコリがだいぶついてて、ダメもとで、エアコンカバーは外さずに、フラップとフィンだけ外して、1/3ほど見えているシロッコファンのホコリをブラシで落とす作業をしてみました。おどろくほどホコリがでて、ザルいっぱいくらいの量がでました。これが詰まって風がでてなかったのかもと、終了後スイッチを入れてみると、なんと風の出る量がまったく違い、冷気もきちんとでました。何年もこの状態でかけていたみたいです。

とくに今年はフルパワー運転で16度設定と、エネルギーを最大使うモードなので効率が悪く光熱費も上がっているでしょう。

専門業者に委託して掃除してもらわなくても、大きめのブラシでファンのホコリを30分かけて落とすだけで、冷えがよみがえります。

ちなみに、カバーはずして分解などやめておいたほうがよいです。組立時のトラブルは多く、それこそ買い替えになる可能性があります。

皆様も、買い替えやメーカーを呼ぶまえに、一度ホコリチェックしてみられてはいかかでしょうか。

ファンのホコリ
ファンについているホコリ

 

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