HOME > ブログ > お湯から考える住まい

BLOG

2019.01.19更新

お湯から考える住まい

浴室の隅っこにつきやすい、ピンクの汚れって何かご存知ですか?
しっかり洗っているのに、なぜかみたいな
これは、メチロバクテリウムといい、水道水に含まれていて人体に影響のない細菌なのです。水道に含まれているのですからいくら流してもつくはずです。

これを落とすためにはどうしたらよいか
一つは除菌水機能などがついたユニットバスがあります。これは薬品を使わず水を電気分解して次亜塩素酸水を作って床面に噴射する専用装置があるものです。
しかしながら、オプションを使わずにもっと簡単にこのピンクを退治できないものかと考えると
浴室洗剤を使う方法、しかしすすぐ水にすでにメチロバクテリウムがあるのでどうか?同じではないか?

もう一つは、お湯できれば60度(給湯器の最大)を利用して洗った後に熱湯をかけ流す。37度くらいですでに菌の動きは鈍るそうですが、熱湯が勝負が早く、私はこれが一番ではないかと思います。
洗面器や浴室の出入隅、関係なくシャワーそのものが使えるので一番楽です。キッチンも同じです。
また熱湯をかけることで、部材温度や室温があがるため、余計に早く乾くのもメリットです。
お湯って非常に便利ですね。

室内干しを推奨しているAD-HOUSEではお湯洗濯を標準にしており、汚れ落ちよし、乾きもよし、いやな匂いなし
キッチンでは野菜の50度洗いにつかって、シャキシャキ野菜
食器をあっためる
冬の車洗や、外での洗い物も冷たくない
たっぷりのお湯で入浴、たっぷりシャワー
だから、お湯はたくさんできたほうが生活が便利で潤うと感じます。
ハイブリッドソーラーでは、太陽熱で床暖房とお湯をつくります。冬場は暖房がメインとなりますが、外は極寒でも晴天であれば午後にはお湯もバッチリ高温になってタンクに貯まってくれています。それを惜しみなく生活に活かす、この贅沢感は本当に気持ち良い。
そういうご意見をいただいております。
エコキュートがお湯のメインになってきていますが、エコキュートではなぜか、お湯をたくさん使うことに抵抗を感じます。足らなくなるとか、お風呂洗面以外で使うお湯を電気で沸かすがもったいない、といった感覚なのでしょうか。
本当に、住んで気持ちよい家ってどういう家なのか?設計者としてお湯提案は本当に大事だと感じております。

ハイブリッドソーラーの状況
現在午前10:30 外気6度
お湯は44度(ピンクの→の先端がお湯温度) まで上昇中おそらく午後1時には60度付近までいくでしょう。
1f床表面温度25度

最近の投稿

月別一覧

Copyright© AD HOUSE CO.,LTD.

資料請求はこちら