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2018.12.31更新

姫路、たつので「バリアフリー・リフォームで、誰もが安全して住まう家に」

今年も残すところ数時間・・・・
やり残した事だらけですが、、、まぁそんなもんでしょう。。。
さて
次回の続きを
【姫路、たつので「バリアフリー・リフォームで、誰もが安全して住まう家に」】
『そもそもバリアフリー・リフォームって何?』
「バリアフリー」と言うと以前は単に段差や仕切りがないことを指しましたが、本来の意味は「障害・障壁のない」状態を表します。高齢者や障害者が生活して行く上で、障壁(バリア)となるものを取り除き(フリー)、車いすや松葉杖でも不自由さを感じることなく生活できるように考えた計画がバリアフリー設計です。
また介助する人がより介助しやすくなる工夫も「バリアフリー計画」に入ります。
どのようなことが「バリアフリー」になるのか、国土交通省では次のような例を挙げています。

  •  (1)廊下や出入り口の幅を広げる
  •  (2)階段の勾配を緩やかなものに取り替える
  •  (3)浴室の床面積を広げたり、浴槽への出入りが楽にできるようにする、使いやすい水栓に取り替えるなど、浴室全体の改良
  •  (4)和式便所を洋式に交換、介助者のためのスペースを設けるなどの便所の改良
  •  (5)各所への手すり設置
  •  (6)室内の段差解消
  •  (7)出入り口扉を引き戸に変更、ドアノブをレバーハンドルに取り替えなど、開閉が簡単なものにする工事
  •  (8)廊下や室内の床を滑りにくい材料に取り替える
手摺 レバー交換の写真

手摺、レバー交換

これらを見ると、当然ですが高齢者や障害者が安全に動けることを重点に置いていることが良く分かります。また、日常の動作を補助する目的も併せ持っている事が分かります。加齢による身体機能の低下は避けようのないことですが、特に体の一部に力を入れなければできないことが次第に困難になり、精神的にも負担に感じるようになると言われます。
例えば、水道の蛇口やドアノブを回すという健常者にとっては何でもないことでも、高齢者には「ひじから先を使って腕をひねり、指先に力を入れる」という大変な作業であったりします。
中にはトイレットペーパーを引きちぎることが大変なので、家族に数回分ちぎっておいてもらい利き手側に用意している、という方もいるほどです。
高齢者の方の住まいには、小さな部分に至るまで、その方の負担をできるだけ無くすような細やかな配慮をした「バリアフリー・リフォーム」が理想的です。

トイレをバリアフリーした写真

トイレバをリアフリーした写真

トイレの入り口にあった段差をなくして平らな床にし、出入りやお手入れがしやすいように「リフォーム」した例。
床材も滑りにくいものにして安心。手洗い水栓もセンサー式に取り替え、使いやすく清潔に。

続きは次回に→「すべての人が住みよい家にするために」

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