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2020.12.27更新

これからの日本のキッチンはビルトインオーブンが決め手

これからの日本のキッチンはビルトインオーブンが決め手

人気がある輸入キッチン家電はIHクッキングヒーターです。
日本製のほとんどの機器には魚焼きグリルがついていますが、
某社の調査によると「魚焼きグリルがなきゃ困る」という人が全体の2割という結果が出ています。
つまり8割の人にとって魚焼きグリルはなくてもいいと思っているのです。「魚焼きグリルは使ったことがない」という人は2割にも及びます。

しかし、日本のガスコンロ、IHヒーターには必ずといっていいほど魚焼きグリルがついてきます。
一部についていないものもありますが、選択肢はかなり限られ、IHに至っては相当デザインが悪い。
となると、俄然海外製品に注目が集まります。輸入のIHはすっきりしてかっこいい。美しいキッチンを目指すには必ず選択肢にのぼるはずです。

しかし故障やメンテナンスのことを心配して、機械類は日本製がいいという方も少なからずいらっしゃいます。
しかし最近の輸入機器は本当に壊れない。むしろ日本製の方が壊れやすいこともあります。
もちろん機械ですからアタリハズレはありますが、私の現場でハズレにあたったのはここ25年ありません。

IHクッキングヒーターは、日本製のそれと使い勝手はほとんど変わりませんから、採用する障壁は高くありません。

今回話題にしたいのはビルトインオーブンです。
日本の一般家庭でオーブンというと、置き型の電子レンジが一緒になったものがほとんど。
その本体を壁面収納のパックリ空いたところにデンっ!!っと置く。
その横には湯沸かしポットやコーヒーメーカー、炊飯器なんかが並ぶ。それが対面キッチンの奥さんの背景になっている。

それって美しいですか?それらが同じブランドの同じテイストのデザインが並んでいたらまだマシかもしれないが、よほどのムジラーでもない限りそんなことはないでしょう。
そもそも日本には、絶対にオーブンを使う調理法が多くありません。
だからその使い方がわからず、結局電子レンジやトースター機能を使うくらいで、
せいぜいグラタンを焼くくらいにしか使っていない方が一般的です。しかし、ヨーロッパでは一般家庭で日常的にオーブンを使っています。例えばハンバーグは日本ではフライパンで焼き上げますが、ヨーロッパではオーブンで焼き上げます。
しかもオーブンをきちんと使いこなしていれば、電子レンジもいらないし、コンロも2口で十分。

複数の料理を同時に調理できるし、オーブンで加熱している時間は他のことができる。何なら掃除や洗濯をしていても大丈夫という訳です。
そう考えると、オーブンは究極の『時短家電』といってもいいのではないでしょうか?

作業時間を短くするのではなく、他のことをする時間が生まれると考えてみてください。そうであれば、決して高い投資ではないはずです。家電量販店で売っている日本製のオーブンに比べれば高くはなりますが、主婦の労働対価(時給)や満足度、住まいの美しさなどを考えると、決して悪いコスパではないはずです。
もっともっとビルトインオーブンが、日本の家庭に普及して欲しいと思います。

もちろんビルトインですから、納め方や入手ルートが特殊になります。
なので、キッチンのことを熟知しているキッチンマイスターにご相談ください。

食洗機、IHコンロの次はビルトインオーブンに注目です。

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