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一級建築士 匠の視点 ブログ

2020.07.10更新

床材の選び方①

「床材」というどんなものが何が頭に浮かぶでしょうか。何がよいのでしょうかという前に、ざっと種類を紹介します。

無垢板、広葉樹チークのフローリングオイル塗装。天井は2.9m

畳、樹脂のモカブラウン色で和風には見えないタイプ。掘りごたつ。

ビニル系、グレーマットでシンプルな空間

タイル、600角の大判、蓄熱床暖房。

石、大理石マヨルカ400角。やはりタイルと比べると高級感は抜群なのです。床暖房物件。

コンクリート、モダンな雰囲気にあがります。インテリアで黒のソファなどが決まると思います。

カーペット、400角カーペットタイル。シンプルなグレー色、濃い色もおすすめ。個室には柄入りがよいです。

コルク、水に強く、暖かで水回りおすすめ、欠点は紫外線で色あせがある。

竹、脱衣室などに使われます。ひんやり。写真はカタログからお借りしました。

麻、ジュートざっくりした肌触り。味があります。ソファは作り付けです。

ラバー。トレーニングなど、柔らかいのでおすすめ。写真はアドバンのカタログより。

 

それぞれの固さを体感で表してみます。靴か裸足かで基準がかわってきますので。室内裸足を基準としたら

固いもの: タイル、石、コンクリート、ガラス、鉄、竹

適度な固さ: 無垢板、ハードなビニル床、コルク、麻、土

柔らいもの: 畳、ソフトなビニル床、カーペット、ラバー

と分類されるでしょうか。

表面温度によっても感じ方は変わります。

温かいものは柔らかく感じますし、冷たいものは固く感じます。

表面の形状によっても違います。

ツルッとしたものは固く感じ、凹凸のあるものは柔かく感じます。

思いつくものを挙げたところですが、もっと素材違った素材もあります。固定観念を持たずに床選びをされてはいかがでしょうか。自分がしっくりくる素材でつくると最高ですね。

 

次回は、これらの使い方を掘り下げて考察してみます。

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