施工事例
5-1 ~”昭和レトロ感”なキッチン~
配置はセパレートタイプ。壁側はオールステンレスキャビネットのIHキッチン。懐かしいタイル張りの上端揃えで、極力薄い無垢の片持ち棚を設置。アイランドシンクは大工造作型。天板や奥のキッチンのステンレスは空間が固くなるため、座のダイニング側は、目線の腰壁には建築素材である和紙を張って雰囲気をやわらげている。
ミーレの食器洗浄機60cm、シンクしたはゴミ箱スペース。タオル掛けは幕板をくりぬいている。
引き出しには食器収納。アイランドのカウンターのはね出しは、作業で足先が壁に当たらないような寸法、蹴込がわりになっています。
5-2 ~狭小三角地の焦げ茶のラワンキッチン~
390cmの長さを持つキッチン。渋くダークな配色。
ダイニングテーブルと収納棚は造作で製作。
テーブルは一本脚にすることで椅子がどこからでも使えるようにしています。
テーブルの下のルーバーは、床下エアコンの機器のエア取り入れ口です。収納足元の窯変レンガにも照明を。
焦げ茶ウレタン塗料にラワン合板面材でコストを抑えていながらも、既製品にはないフラットなカッコよさを感じます。
AEG食器洗乾燥機60cmタイプ。
引き出し収納などバリエーション。
三角地なので、キッチンの奥がナナメになっています。ピタッと綺麗におさめています。
床のタイルは目地なしの突き付け施工ですので、凹凸のない静謐な感じ。
キッチンの反対側は、三角の狭くなっている端のほう、窓を中心にとった上がり床リビング。堀こたつと床下収納。
5-3 ~20人が集まるキッチン空間~
左のグレ―床はキッチン床で目地なし13cm下がり。黒い石テーブルは木の床から73cm。奥の座は40cmあがり。
3段の床構成があるので20人が一気に食事ができます。祭り時は毎週末20人だそうです!。
古材の梁、古材の柱を構造として使ったインテリア空間。
左のタタミコーナーから、石テーブルが使える高さに。タタミから2人が使えるように110cmの幅があります。
バイキング製ガスコンロ&レンジのゴツさがいい。タッチパネルと正反対のゴツいレバー。
このゴツいコンロの意外な特性は、お客様曰く「料理がとても上手くできる。業務用と同じで、超とろ火ができる」のでよい。通常ガスコンロは、とろ火が苦手である。「五徳のフラットで面積が広いので、大きなフライパン、パエリアパンなど、余裕で使える」つまり20人の料理など一気にできるので、他の選択肢はありえない。
バイキング製、業務用の容量のガスレンジ。
バイキングは、アメリカンなデザイン、アメリカの会社ですから。昔から輸入機器だけを扱う、ツナシマ商事からの納品なのでメンテナンスなども安心。
ミーレ60cm食器洗乾燥機。横はゴミ箱スペース。
タタミコーナへあがるための段板は、足先が邪魔にならないように。
4人くらいがキッチンへ入るため、キッチンと石の作業テーブルの間は110cmとしています。
タタミへあがる段板の形状に注目、キッチン作業に邪魔にならない形としています。
キッチンは壁付けで、リビング側に向いていない。しかし、キッチン作業は水濡れOKな石であるので、まな板作業などもアイランドで行う。圧倒的に作業台時間が長いので常にリビングを向いている感覚。
正面壁は和のモチーフで4m壁を退屈にさせないようにしています。
5-4 ~大家族のキッチンはセパレートがベスト~
リノベーションで、毎回の食事を捌くにスペースが重要とのことで。広大な作業面積を提案。ガスとシンク両方ともステンレスバイブレーションの天板で手入れしやすく。
とても広いカウンター、でもこれくらいは必要だそうだ。スペースは広ければ広いほどいい。
窓の面台は、ゆるやかにRを描いた形にしています。
正面の暗い部分は、パントリー。
askoの食器洗乾燥機60cm。左のワイヤフレーム引き出しは、便利です。
5-5 ~ステンレスと杉のコンビキッチン~
オールステンレスのガスコンロキッチンと杉厚板のシンク作業台のセパレートキッチン。
レンジフードを建築壁で造作。
杉厚板のシンク側、ゴミ箱スペースを設けています。木製はローコストでできるのでおすすめ。
窓台からの延長棚は無垢の皮付きで自然感を。
ダイニング側は和紙張り。冷蔵庫をうまく収納するコーナーをダークな配色でまとめているのでエリア感がでています。
5-6 ~リゾート感溢れるキッチン~
公園に面した高台を生かしたリゾート感あふれるキッチン空間。キッチン壁をセラミックタイルを貼り、コーナー真鍮の役物を使うデザイン。標準天井高2.9mと抜け感も最高。
タイルと真鍮の組み合わせ、天板は固いクオーツストーン。
IH側の上部には中庭に面した窓から緑が見えます。透明感あるブルー系のタイルもさわやかなインテリアを作り出している。
5-7 ~和とメタル感のあるキッチン~
床の間に上がりタタミ床、和風テーブル。大ぶりな桟の障子に挟まれていて、ステンレスの無機質な冷たさが斬新なインテリアとなっている。
和を強調する面皮付の座卓を製作。天井は紺色の和紙。
キッチンぽくないヒノキの収納家具と床の間。
2席ほど椅子で使える座卓になっています。メタルと和風モダン、斬新です。