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施工事例

7-1  ~経年が楽しみな、銅のカウンターキッチン~

 

人を料理でもてなすのが好きなので、大きなリビングではなく、開放的で大きなダイニングが家のメインの計画。
天然杢のテーブルは、空間を一気に柔らかな雰囲気になる。天井が高い空間はペンダントライトの長さが取れるためとても似合う。

 

 

 

手前の銅のカウンターは、すぐに10円玉の色になる。それが味わい深く、わびさびを感じる。
奥のガスコンロ側のカウンターは銅の色だが、こちらは大判タイルでできている。

 

カウンターのラミナムタイルは3mまでの長さまでつくることができる。垂部コーナーも同材で加工している。

壁は、薄くスライスした石材で天然素材である、壁に突き刺さった棚板は古材の足場板でラフに仕上げている。
手持ちの道具を置くスペースとなっている。

 

 

幅90cmの大きなガスコンロ、ガスコンロは、五徳がフラットでつながっている製品を納入した場合には、必ず皆が使いやすいという感想を持たれています。
コンロの下には、調理器具をしまえる引き出しになっています。
引き出しの前板が半分openなので、通気性がよく多少濡れていてもそのまま置ける。

 

 

日本で手に入る海外ビルトインオーブン機器で唯一のガスタイプを製造しているイタリアのベルタゾーニのガスオーブン。ドイツ系はすべて電化しかない。

 

 


   7-2  ~書斎を持つキッチン~

自宅で仕事を持つ夫婦のキッチン、主人の書斎は部屋で、夫人の書斎としてキッチンの一角にしている。場所はキッチン作業の合間にもPCが触れる便利な位置。
キッチンカウンターは人工大理石で長さをキッチンから延長して4mとなっている。
対面には、ステンレスの作業台とあわせたテーブルを製作しました。ステンレス作業台は頑丈で水OKなので使い勝手がよい、高さもキッチンより高く96㎝、花台としても使えるディスプレイとしても考えている。

ステンレス作業台の反対側は、ゴミ箱スペース、高さのある引き出し、扉収納と機能的な収納になっている。
細部の納まりが、繊細で難易度の高いものとなっている。要素が多いものが単純に見えるものほど設計に時間がかかっている。
タイルやコンクリート床でも冬は床下エアコンのおかげで温かい。

 

 

 

キッチン一体化のリビングはオーク材の床、愛犬仕様。テレビ壁の上部からプロジェクタースクリーンが収納されています。

 

 

 


7-3  ~キッチン一体化テーブルカウンター~

キッチンの天板周囲をフラットにして、テーブルとカウンターをタモ材無垢で囲いました。テーブル下には間接照明、足元の奥が見えないところがスッキリ見せるポイント。

 

食器洗乾燥機は、背面の家電カウンターに設置しています。予洗いが不要な海外食器洗乾燥機ならでの配置。
正面の窓は緑の借景の額縁を狙っている。

 


7-4 ~長さ4mの大理石キッチン~

大理石エンペラドールダークの4mキッチン。十分な作業スペースがあり、独特の高級感が美しいキッチン空間となっている。

キッチンのタイル床とタイニングのチーク床は15㎝の段差を設けており、通常高さの椅子使いができる。大理石の光沢は何者にも代えられない高級感を生む。

 

3.3mの高い天井のシンメトリー空間のLDK。一段あがった畳リビングからも使えるキッチンダイニングカウンター。

ターンダウンした後の夜は、雰囲気のあるキッチンダイニングカウンターとなる。

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