自然の風合いと、暮らしの佇まいを大切にした「こだわり」満載の家

「家を建てたい」と思ってから、情報収集や住宅展示場を見て回っていたのですが「ピンとこなくて」停滞感が出てきてた頃、事務所を探していた主人が見つけたのがAD HOUSEさんでした。ホームページを見て、アポも取らずに伺ったのが最初です。

第一印象は「優しくて感じが良いな」でした。私たちの「家づくりのこだわり」をしっかりと聞いてくれたことも印象的でしたし、天然木とか自然を活かした素材が好きだったので、木材の造作や、素材や見本のある「暖かみのある事務所」も好感触でした。

オープンハウスなどを拝見するうちに「既製品ではない」「建てた人の想いが見える」というのを実感。質問や疑問への解説もわかりやすく、要望には知識を以て的確に応えてくれました。しっかりとした建築哲学を持っていて、「こだわりの想い」を受け止めながら「いい方向に導きたい」という想いが伝わってくることで、安心して意見をぶつける事ができました。それで私たちの家づくりを、この人たちと一緒にやりたいなと思ったんです。

「家づくりのイメージ」をプランとして出してくれるスピード感も心強く、「時間や労力を惜しまないんだな」という印象を受けましたし、無理そうな要望も、検証した上で「これは○◯だから、こうした方がいい」と提案してくださって、もう途中で「私たちの願いを叶えてくれるのはもうここしかない」って思ったんです。

見た目の風合いや雰囲気だけではなく、断熱材などの目に見えない箇所の大切さや、素材の特性を解説してくれて、十分納得できたのも嬉しかったです。

天然の素材を多く使いたかったので、「木を上手に使う技術」「素材に対するノウハウ」をしっかり持っているところも、心強いプロフェッショナルと「家づくり」を一緒に進められる安心感があり、大きな魅力でした。

生活しながら、「家」も、そこに暮らす「私たち」も完成され、「時間」を楽しめるような家にしたかったので、外観は「古い洋館」のような落ち着いた佇まいで、何気なく懐かしい雰囲気がするような部材を選びました。

機能面では、健康を第一に考えて壁は漆喰に。おかげで現在は結露もカビもなく、目には見えない空気もきれいなんだと思います。 実際アレルギーも出にくいので気持ちが楽になりました。

のびのびした吹き抜け、フラットなキッチン、みんなで入れるお風呂など、とにかく「心地よさ」にこだわったり、「憧れ」の「チーク材でヘリンボーンの床」も思い切って実践してみたり。家のどこにいても「嬉しさ」や「楽しさ」を感じられます。

それともう一つのこだわりは、「薪ストーブ」。子どもが気管支炎だったので、エアコンは使いたくなかったし、火の力強くて優しい感じが素敵だなと思って、家族でいろんな所に見に行きました。床からの冷えが全然無いので、今まで手放せなかった「冷えない靴下」はまったく使わなくなりました。火を消した後も余熱で家中暖かいのも嬉しいポイントです。燃える様を眺め、鉈で薪を割り、灰の始末や、お手入れも今では楽しい時間になっています。焼き芋も簡単に美味しく焼けるんですよ。

とても住み心地は良いですが、まだまだ「未完成」。これからやりたいことが山ほどあってワクワクしています。子どもの成長やいろいろな要素で、「雰囲気や生活のシーン」が変化していく「その時々も楽しみたい」ので、便利さよりも物語優先というか。敢えて「収納」も減らし、家族でゆっくりと、「選ぶこと」や「作ること」を楽しんでいきたいとと思っています。

「嬉しい」のは自分の部屋があること。私の部屋はキッチンの横にあって、そこでミシンを使ったりしています。

主人がギター弾くそばで、娘がピアノを弾き、その傍らで息子は側転とか逆立ちをして遊んでる様子を、キッチンから眺めるのがなによりも楽しい時間です。吹き抜けの漆喰の壁は、音がよく響き、心地よいですね。

「家族それぞれの想いがしっかりと表現できるような家にしたい」という思いを、AD HOUSEさんが「形として表現」してくださったことで、自分たちの好みが、より具体的に捉えることができるようになったと思います。

つくづく「AD HOUSE さんじゃないと出来なかった」と思います。建ててからも「どうですか？」って色々と聞いてくださいますし、細かな要望にも応えてくださるので、引き続き「心地よく」「楽しく」家づくりができそうです。これからも家とか物の佇まいの中にある「風合い」や「味」大切にしながら「自分たちの想い」が形にできるよう、作って成長していけたらと思っています。もう少し暖かくなったら外構にも着手したいですね。