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2020.08.20更新

木陰が涼しいのは何故?

木陰が涼しいのは何故?

夏の太陽が降りそそぐ暑い一日を屋外で過ごしているときは、影になるところを探してしまいますよね。

庭先に植えられている大きな木の木陰は太陽の日射がさえぎられ、影の部分が涼しく感じられます。太陽の光が当たらないのだから当然涼しいのだ、

と単純に思っていましたが、これには自然のメカニズムがあったのです。

例えば、学校の運動場のグラウンドに張られたテントの下も、木陰と同じく日陰ですが、風がないとあまり涼しく感じられません。

木陰の涼しさと何か違う感じがします。

木陰が涼しく感じられるのは、植物が生きるために行う「蒸散」と言うメカニズムのおかげなのです。

植物は土中の水分を根から吸い上げ、余分な水分を葉の裏側にある気孔から蒸発させているのです。

蒸発するときに周りの熱を奪うので、

まるで打ち水をした時の様に、心地よい涼しさを感じられるのです。

外構計画の際には庭先に木陰が出来るような樹木を植えると、真夏の強い日差しをさえぎって、涼しく過ごすことが出来ますし、

緑を見ることでリラックス効果も得られます。省エネと快適性をもたらす植栽計画は大事ですね。というお話でした。

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