高気密、高断熱
豊かな暮らしの質を求める
暮らしの質を決定づける断熱・気密の性能は
サッシや断熱材を入れ替えるなど「後付けで」性能をアップを図るとなると膨大な手間と費用が必要となるため
基礎や構造と同じく、家づくりにおける、大切な始めの一歩。
「省エネで快適な暮らし」の基本であり、最重要課題なのです。
01 基礎断熱
基礎内に外気をいれない

夏の床下
冬の床下
◆一般的な家
床下の通風をよくしてあるので、床下は常に冷たく、外気温と同じ。一階の床全てに断熱材が必要 → コストもかかる。

02 Q値/UA値/C値
高気密高断熱性能を表す数値
QPEXプログラム。全棟エネルギー計算し、設計が出来上がった時点で断熱厚さや、窓のサイズ、ガラス仕様、換気の方法など色々変えながら、住宅の暖房エネルギーレベルとそれにかかるコストを比較して予算の中で、出来るだけレベルの高い省エネ住宅を設計することができます。

値が小さいほど気密・断熱の性能が優れています
断熱性能を表すQ値(熱損失係数)は、外壁、床、天井、屋根、窓、ドア、換気などから、部屋の熱がどれだけ逃げるのかを数値的に表し、住宅全体の断熱性能を知るための目安となります。また、UA値(外皮平均貫流率)は、各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮面積(外壁、床、天井、屋根、窓、ドアなど)で割って求めます。
UA値 = 単位温度差あたりの総熱損失量 ÷ 外皮表面積の合計

気密性能の指標となるC値(相当すき間面積)は、延べ床面積に対して「すき間面積」の割合を数値的に表したもので、床面積1㎡当たりにどれ位(何㎡)の隙間が有るかを示します。

03 サッシ+ガラス
サッシが足を引っ張る

開口部を補強するために

04 断熱材
性能を理解したうえでの選択
AD HOUSEでは、セルロースファイバー断熱とロックウール断熱の2種類を断熱材の特性によって使い分け、構造壁内に防湿気密フイルムを施工し断熱と気密をセットで機能強化。セルロースファイバーは自社施工により、良好なコストパフォーマンスにて最適な断熱を実現。

セルロースファイバー断熱材
セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことで、主に古新聞またはダンボールを原料に製造された断熱材。
断熱機能
隙間なく施工できるので、空気の流通を止め、優れた性能を発揮。気密も高めます。
防火機能
延焼性試験やくすぶり試験に合格。1.5m離れた隣家の火災にも表面が焦げただけ。
調湿機能
冬に秋田で湿度80%に加湿しても、壁内結露は生じなかったという報告もあります。
防虫・防カビ
ゴキブリ団子にも使われるホウ酸が添加され、防虫・防カビに威力を発揮。
防音
外を通った車に気が付かないほどの高い防音性。
環境
高い断熱性能が光熱費を削減し、CO2を削減し、地球環境と住環境改善に貢献。
ロックウール断熱材

断熱機能
微少で大量の動かない空気の壁をつくって熱の移動である熱のロスを防ぎます
法定不燃材として認められ、燃えにくさ・溶けにくさは実証済みです。
水を弾くので湿気を溜めません。
住むほどにグンと快適、省エネ効果。わずかな負担でおトク差をひろげます。
映画館やコンサートホールの防音材に使用されているほど、高い防音性を持ちます。
ロックウールのホルムアルデヒド放散量はJIS規格のもっとも安全な分類に対応。
05 断熱工法
性能を100%引き出す
充填断熱工法はわが国の在来木造住宅で最も広く用いられている断熱工法です。どちらの断熱工法を使っても、特長を生かして正しく施工されていれば、その役割をきちんと果してくれます。
