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2017.07.08更新

左官仕上げの事

本日、大阪にて2017MOKスクール大阪の第3回講義を受けてきました。

MOKスクール大阪は、は国産材で建てる“まっとうな木造住宅”の普及啓蒙活動を行うグループです。
大阪を活動の中心とし、京都、滋賀、兵庫、奈良、和歌山等の近畿圏はもちろんのこと、北海道~九州まで幅広い受講生・講師陣が集まり、毎年100名ほどの受講生が受講し、勉強しています。

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今回特に印象的だったのが、左官についての講義をしていただきました佐藤ひろゆき先生の「楽しき土壁」でした。
ADハウスでも外壁にそとん壁、内壁に漆喰や聚楽など、左官の仕上げを使います。
その左官の歴史であったり、日本における左官に対する考え方や、左官職人が使う道具についてなどの講義でした。
聚楽壁を趣のある重要な仕上げ材として認知させた千利休の果たした大きな役割であったり、さまざまな左官道具があったが、現在では使わなくなってしまったものであったり・・・
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日本人というのは、昔からの茶道の精神から、土壁の表面の凹凸や、藁苆の表現、土そのものの色合いに美を感じ、癒しであったり、安らぎを感じ取る。
だからこそ、土壁を単なる間仕切壁や美術品を飾る単なる壁でなく、その土壁自体が美術品であり、だからこそ、趣のある仕上げとして現在も使われているものだと。

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