ADハウス通信 2016年冬号「後悔のない、快適住まいを手に入れよう!」

注文住宅購入の際に注意すべきこと

やっと実現した憧れのマイホーム。

最近購入された方も、既に長く住まわれている方も、手に入れたときは様々なこだわりや条件をクリアした、満足のいく住まいであったと思います。
しかし、いざ住んでみると「ここをもっと考えておくべきだった」と後悔することがあるようです。

そんな住まいの「理想と現実の違い」について、一戸建て住宅をお持ちの方の生の声を集めたアンケート結果をもとに、後悔のない住まいつくりと暮らし方について考えてみたいと思います。

理想と現実は違った?我が家の実情

新築、中古、建売、注文住宅すべてを含む一戸建ての購入者に、購入の際に重視した点と、決め手になった点を尋ねたアンケート結果があります。

一戸建購入の際に重視した点トップ10

住宅を購入した年齢層が30~40代に集中していることや、子供のいる家庭が多いこともあり、最初は部屋数や配置などを気にしつつも、最終的には子育て環境を優先した傾向が見られます。
そしてやはり価格が何よりの決め手となっていることが分かります。

これからの教育費や生活資金を考えると、理想はありながらも金銭的に折り合いをつけざるを得なかったということでしょう。

さて、そんな現在の住まいについて不満があるか、不満があればどんなことか尋ねたアンケートの結果も見てみましょう。

現在の住まいについての不満

希望した条件に合う住まいを選んだ訳ですから、周辺環境や間取りには当然満足されているようですが、それでも半数の方が不満な点があると答えています。
その中で何が不満か尋ねてみると、購入時に重視したり、決め手となった点の中に全く挙がらなかった項目である「温熱環境(家が暑い、寒い)」に関して、悩みが集中しているのが興味深いところです。

住まいの不満

実際住み始めてみると、思っていたよりも暑い、寒い、冷暖房費が想像以上にかかってしまう、温度差があって不快など、住み心地に対する不満が出てくるようです。

また、「温度や湿度で悩むとは思わなかった」「温熱環境の大切さを知らなかったし、説明も受けなかった」
など、住まいの断熱性能について知る機会がなかったことを挙げ、知っていたら最初から対応したのにと後悔する声が寄せられています。

もし、今の住まいをリフォームなどで改善できるとしたら何をしますか?という問いに対しては、「断熱性など省エネルギー性に優れたものにしたい」という答えが多いものの、それを実現する可能性は低いと考えている人が半数もおり、理想的な住まいと暮らしを諦めていることが伺えます。

心地よい温熱環境は断熱が決め手

暖かさや涼しさなど、家の温熱環境には断熱性と気密性が関係していることは、なんとなく知っている方が多いと思います。

断熱とは言葉通り、外気温の影響が直に室内に伝わらないように「熱」を「断つ」こと。
断熱がしっかりできていない家では、いくら暖房しても熱が逃げてしまい寒いままです。エネルギーを節約しながら健康的で快適な暮らしを送るためには、断熱はとても重要です。

お住まいの断熱性能がどの程度か分からない場合は、建築年度からある程度知ることができます。

住宅性能表示等級

断熱性能の等級3があれば十分だと言われていますが、等級3と4では冷暖房費で大きく差がつきます。
また、性能等級が上がるにつれて上下の温度差と部屋間の温度差が解消され、快適度が増すことが分かっています。
断熱性能が向上すると効率よく寒さが改善され、健康的でも安心です。

断熱リフォームは費用も時間もかかると思われがちですが、窓、壁の部分改修だけでも効果が得られるものや、日数もあまりかからず出来るものがありますので、お悩みの場合は検討してみるといいでしょう。

高気密・高断熱にふさわしい暖房を

冬の季節、寒さへの不満とともに、暮らしの悩みに上がる項目が結露。

等級3程度の断熱性能があるお住まいでも、朝、窓ガラスに結露がびっしり付いてしまうことがあるようです。
結露の正体は、空気中に余ってしまった水分。暖房で暖められた空気はたくさんの水蒸気を含んでいますが、冷やされるとその水分を抱えきれなくなり、余分な水蒸気は水滴となって冷えている場所に現れます。

朝に結露が起こるのは、夜寝る前まで暖めていた空気中の水分が行き場所を失ってしまったからですね。
結露の怖いところは、カビやダニの発生源となり、人にも住まいにも大敵であることです。
家の中に極端に冷えた場所を作らないように、温度差の少ない環境を整える必要があります。

結露は断熱性をよくすることで防止できますが、室内が高湿度にならないような生活を心がけることも大切です。
例えば暖房方法もその一つ。暖房方法の違いや使い方次第で、水蒸気の発生量にはかなり違いが出てきますので、注意すべきところを見てみましょう。

暖房方法の違いや使い方次第で、水蒸気の発生量にはかなり違いが出てきます

高気密、高断熱になるにつれて室温は安定しますが、湿気や汚れた空気が逃げにくくなるため、十分な換気が必要になります。

高気密・高断熱住宅では24時間換気システムがついていますが、多量の水蒸気が発生する石油式・ガス式ファンヒーターを使う場合は、それだけでは換気が不十分になりがちです。
一方、エアコン暖房は乾燥気味になるため、過剰な湿度状態にならない限り結露の発生はほぼありませんが、乾燥対策で加湿器を併用しているときは注意が必要です。
この場合は夜中も続けて暖房しないと、空気中の水蒸気が冷えて結露を起こす可能性が高くなります。

石油式・ガス式ファンヒーターやエアコン暖房の場合は、よほど使い方に気をつけないと湿度をうまく保つことができません。

高気密・高断熱住宅ともっとも相性がよい暖房方法は輻射式暖房器具です。
余計な水蒸気を発生させることがなく、空気の汚れも少ないので清潔で安心。空気を暖めるのではなく、物を暖めるので、室温を一定に保ちやすいのが最大の特徴です。

本来ならば、断熱仕様や暖房方法は住まい作りの最初の時点で検討しておかなくてはならない重要なことなのですが、多くの住宅販売ではほとんど触れられずに終わってしまいます。

エーディーハウスでは、お客様のこれからの暮らし方も考え、計画時に温熱環境についてしっかりご説明とご提案をさせて頂きます。建ててから後悔のない、快適な空間で豊かに暮らしをお約束します。

シルクライン蓄熱式床暖房とハイブリッドソーラーハウス

編集後記

今年もまた寒い冬がやって参りました。毎朝こってりと着込んでカイロ持参で登校する我が家の子供たち、そのお姿に同情します・・・
そう、学校って本当に寒いよね。教育施設こそ優先的に温熱環境を整えるべしと訴え続けている(誰に?)編集者Yですが、私が通った学校ももちろん、寒かったなあ。特に中学高校の寒さと言ったらハンパなかった記憶があります。

制服はスカートに三つ折り靴下というほぼナマ足、冷えは地獄ものです。下にジャージを仕込むと怒られたし(泣)
北側が廊下、南側に教室配置という典型的な学校建築でしたが、不思議だったのが南側の窓下にパネルヒーターがずらりと設置されていたこと。南は日が当たって暖かいんだから、暖房は廊下側に設けるべきじゃないの?生徒全員がなんとなく疑問に思っていましたが、ある日勇気ある同級生がとっても怖かった校長先生に質問しました!先生、暖房の位置、おかしくないですか?

すると校長先生は胸を張って答えました。私は細部に渡り緻密に計画して学校を作った。暖房が窓側にあるのは正しい。廊下側に設けると、不快な空気の対流が生まれて余計に寒くなるんだ。それを予防するために窓側を暖めている、と。そう説明されても女子高生には全くピンときませんでしたが・・・

後に大学で建築を学ぶようになり、あの時校長先生が言ったことはコールドドラフト現象と呼ばれるものだと知り、なるほど論理的には正しかったのかと納得。
でも、その割には寒かったのは何故?と謎だったのですが今となってはよくわかる。断熱も気密もあったもんじゃない場所をどんな暖房をしたところで暖まる訳ないじゃないかぁ(笑)
校長先生、あれは断熱がしっかりされていれば、きっと快適だったんだと思いますよ。空気の汚れに配慮して、当時はまだ珍しかったパネルヒーターを導入するところまで考えて下さってたのに、惜しいことです。

まあ、何十年も前のこと、断熱性などはほとんど知られていないような時代で、ましてや場所は学校。無理もない話です。今でも断熱性の高い学校の実現など夢の話かな。
暖かく居心地のよいところなら子供たちものびのびと明るく、意欲的に学習できて、いじめなんかもきっとないと思うのですが思い込みかな~。
これは全く余談ですが、雪だるま式に年々太くなっている編集者、脂肪が断熱材になってくれているのか、この頃寒さを全く感じませんの。便利です。このままずっと、身に纏っておきましょうか(汗)

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