ADハウス通信2012年 10・11月号「「スマートハウス」で未来は変わる?(2)」

暑く長い夏も終わり、やっと秋の気配を感じるようになりました。体調管理に気を配り、行楽の楽しい時季を健やかに迎えましょう。

「スマートハウス」で未来は変わる?(2)

前回はスマートハウスがどんな住宅なのかをお伝えしました。

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スマートハウスのイメージ

さて、スマートハウスのように機械を駆使することで省エネルギーを図る形の住宅を「アクティブハウス」と呼びます。あらゆる設備機器を積極的に(アクティブ)活用して省エネを実現しようというものです。
その反対に、できるだけ機械に頼らず、太陽や風など自然の力を借りて室内環境の改善と省エネを目指す住宅に「パッシブハウス」があります。どちらも目指すものは省エネですが、手法も理念も正反対です。

アクティブハウスとパッシブハウス、どちらが未来にふさわしい住宅でしょうか。これからの住まいづくりの方向性を考えてみたいと思います。

「パッシブ」の持つ力とは

パッシブとは「受け身、受動的」と直訳されます。パッシブハウスの発祥の地のドイツでは、まさに風や太陽の力に身を任せる受け身型のパッシブハウスが多く存在します。土地の気候を最大限に生かせるよう計画し、立地上の欠点は建物の性能を極限まで上げることで補います。スマートハウスが家電で省エネを実現するのに対し、パッシブハウスは設計力で省エネを目指すと考えるとよいでしょう。パッシブの典型的な例は、冬は太陽の光で部屋を暖めるように窓を大きくし、夏はその窓を開放するというごくシンプルな方法です。

パッシブハウスの典型例

太陽の熱を壁の蓄熱材に蓄えることで暖房をまかない、暖房燃料を使わないように徹したパッシブハウスもありますが、ここまでしなくても断熱材や窓の気密性を上げて空調の頻度を減らした建築もパッシブと考えられます。自然エネルギーをそのままの形で活かし、受け入れて(パッシブ)暮すためには建物の性能も大切ですが、住まい手の「自然な暮らしがしたい」という気持ちと、それを実行する力(アクティブ)が必要と言えるでしょう。

二者択一にはいかない訳

パッシブハウスとスマートハウス、どちらが省エネであるか単純に比較すると、冷暖房を極力使わないという点で当然パッシブハウスの方になります。

ただどんなに断熱性能のよい住宅でも、全く冷暖房をしないというのは難しいものです。自然エネルギーはコントロールが出来ないので、人間の都合よく利用できないことが多いのが現実です。
まして日本のように湿気の多い気候では、ありのままの自然を受け入れて楽しむにも限度があり、快適性とはほど遠い生活になります。
そこは知恵を働かせ、自然に配慮しながら快適に過ごせるように現代の技術をうまく活かしたいところです。

住まいとは、パッシブハウスかスマートハウスかどちらかを選択するということではなく、極端な方向性を持たない方がよいのです。まずは土地に見合った設計の住宅であることが大切です。
北海道と沖縄で同じ住宅が同じ性能を発揮できるはずがないように、土地の特性や力というものを無視することはできません。それぞれの気候に合った品質の良い住宅を作り、エネルギーに過度に依存しないこと、その上で効率のよい設備機器を使うことでしょう。

一番いけないのは、よくある安易なローコスト住宅に最新設備を載せ、スマートハウスと謳っているような住宅です。機械はいずれ壊れますし、技術は日々進化します。その場限りの最新技術に飛びついただけの形ばかりのスマートハウスは、機械が壊れた時はただの品質の悪い家になるだけです。新しい技術に対しても柔軟に対応できるよう、まずは基本のしっかりした家づくりをしておくこと。あまり特殊なものにせず、シンプルで高品質な家を作っておくことに間違いはありません。

エネルギーゼロを目指して

国は近い将来の目標として「ゼロエネルギー住宅」の普及を掲げています。光熱費ゼロ住宅という言葉も最近よく聞きますが、ゼロエネルギーとは意味が違います。
光熱費ゼロとは光熱費の支払い金額が差し引きゼロになると言う事で、エネルギーを取り出して使う事に変わりなく、消費量を減らすことにはなりません。ゼロエネルギーは使用したエネルギーと同じ量のエネルギーを自力で生産できることを言います。

エネルギー生産と聞くとつい発電方法を考えますが、大切なのは自分で大量に電気を作り出すことではなく、どうすれば使わないように出来るかです。これから家とエネルギーの選択肢はどんどん広がっていくと思いますが、迷った時は、それが長く続けられるものか、暮らしを楽しめるものであるか考えてみるとよいと思います。

 

編集後記

肉は肉屋、魚は魚屋、パンはパン屋で買うのが好き。これらの食品をスーパーで買う事はありません。と言うとたいてい「わぁセレブ~」なんて言われますが、全くそんなことないです。食の目利き、プロが提供してくれるものは間違いなく美味しいから安心。値段がめちゃくちゃ高いこともないですよ。毎日の食事なのでやっぱり品が確かな良いものが欲しいし、旬で新鮮な地のものは少し手を施すだけで十分おいしいから食事作りも楽しい。言っちゃ悪いけどその辺の料理屋さんよりも美味しいものが作れるから(?)外食することもあまりありません。できれば豆腐や野菜も専門店で買いたいけど、残念ながら我が家の周辺に皆無で・・・市場みたいな所、大好きなんだけどな。だいたい、食物を買うって、売り手とやりとりしながらするものだと思うのです。もうパック詰めされて綺麗に並んでいるのを買うのは本当の姿じゃない。お店のお勧めを聞く、手に取ってみる、こちらの要望に応えてもらう、そういうお店との付き合いは大事だと思います。

ある料理評論家は、買った食材がよかったらそれを後日必ずお店に報告しに行くそうです。なるほど苦情を言う事はあっても、わざわざ褒めに行くってしないですよね。それで編集者も実行しているんです。「こないだのサンマ美味しかった」とか、イマイチだった時ももちろん言いますよ(笑)お店の人は褒められれば嬉しいはずだし、ダメだった場合でも、次はもっといいものを提供できるように喜んで努力してくれるんです。お店も、こういうお客のダイレクトな反応を待っているんじゃないでしょうか。お互い良いものを求めて頑張るって、色んなことをよくする一歩になると思います。で、宣伝過ぎるかも知れませんが、やっぱり家だって地元で家づくりに徹した会社を選ぶのが一番いいんじゃないかなー、と(笑)餅は餅屋、家は家屋(?)どうでしょう・・・

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