ADハウス通信2012年 8・9月号「「スマートハウス」で未来は変わる?(1)」

例年になく大雨が続いた梅雨も明け、青空眩しい本格的な夏が到来しました。真夏の太陽に負けずに輝き元気に過ごしましょう。

「スマートハウス」で未来は変わる?(1)

今年の夏は関西でも計画停電が考えられ、電力供給に対する不安感や節電意識はより高まっているようです。その一方で、「スマートハウス」という言葉をテレビなどで目にする機会が増えてきました。

スマートハウスはこれまでにない大きな省エネ効果のある「究極の次世代住宅」として期待されていますが、具体的にどういう住宅なのか分かりづらいようです。確かにシステムの内容や横文字の説明は難しいもの。そこで今回はスマートハウスとは何か、分かりやすく説明したいと思います。

「スマート」の意味するもの

スマートハウスの「スマート」は「賢い」という意味と、消費エネルギーが「少ない」ことの二つの意味を表します。「エネルギーの使い方が賢い家」という訳で、「住宅そのものが省エネ家電化」したと考えるとよいでしょう。家にエネルギーを一括管理するシステムを取り入れて、エネルギー生産から消費までを賢く無駄なく行わせます。そのためには次の4つの設備が必要です。

(1)創エネ設備
エネルギーを自給自足で賄うための、エネルギーを創り出す太陽光発電等の設備。
(2)蓄エネ設備
創エネ設備と連動して、創られたエネルギーを貯めておける蓄電池(家庭用バッテリー)
(3)省エネ設備
省エネトップランナー家電で、次の④に挙げるHEMSに対応できるもの。
(4)制エネ設備
(1)(2)(3)の設備をネットワークでつなぎ総合管理する設備「HEMS」のこと。住宅の電力を自動制御する、最も核となる設備。

スマートハウスのイメージ

この4つが全て連携した家がスマートハウスとなります。発電して蓄電し、家電など生活で必要なエネルギーの使い方は「HEMS」が常に最適になるように制御します。これにより省エネと快適な暮らしを簡単に実現できると言われています。

鍵となる「HEMS」の役割

今までの省エネ住宅から大きく進化した点が「HEMS」と略した「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」という最新のIT技術です。エネルギーを各方面に上手に仕切ってさばいてくれる便利な機械といった役どころです。
HEMSは状況に応じて家電の電力使用量を抑えたり、蓄電池に充電させた電気を停電時や昼間のピーク時に使えるようにするなどの他、エネルギーの需給の状況をモニターに表示することができます。エネルギーの使用量をグラフや電気料金として見せることで節電意識が高まり、これで更に11%の節電になると見込まれています。住まい手としてはHEMSの案内に基づいて判断すればよいだけで、基本的にすることは他にありません。つまり、HEMSを中心とした全設備を導入すれば、後はお任せで省エネ生活が送れることになる訳です。

HEMS画面モニターの例

スマートハウスの現状とは

しかしスマートハウスは、まだ普及の見通しが立っていないのが本当のところです。
まず見ての通り重装備なので非常に高価なことが挙げられます。住宅メーカーのモデルハウスでは標準価格が億に達しているほどで、省エネ効果による光熱費の削減で投資の回収ができるのかは未知数のままです。

また家電や設備機器はHEMSが制御できるものでなくてはならないため特製品となり、家電メーカー同士で互換性がなく未だに規格も統一されないなど、家電業界も混乱しています。最近では家電量販店が住宅メーカーと提携してスマートハウスの販売を始めましたが、それはスマートハウスに必要な設備や家電類を一括提供できるからです。国としてはスマートハウスの普及は視野に入っていますが具体案が定まらず、基準や規格制定は後回しになっています。スマートハウス市場は手探り状態ですが、弊社は一段階上をゆく省エネ住宅の先駆けとなるモデル案を計画しています。快適性のレベルを保ちながらも極限までエネルギーを減らすことのできる住宅を現実的な価格で叶えられるように考え、(1)と(3)の設備を組み合わせて取り入れることで確実な省エネ効果が得るようにします。併せて7月末から国から補助金も交付されます。
詳しくは次号でもお伝えしますが、早く内容をお知りになりたい方は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

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パッシブハウスの典型例

編集後記

スマートハウスの宣伝を見るにつけ、世の中は不思議な方向に向かって行くんだなと率直に思ってしまう編集者。
だって毎日節電節電、電気を使わないように!とうるさいくせに、家を電気仕掛けにしてしまえと言うんですよ?電気をもって電気を制すとでもいうのか、電気を使わない生活を電気にお任せしようという発想はアラフォー編集者には衝撃的(笑)もう家電屋さんでスマートハウスを売ってる所も見てしまいましたよ、若い営業のお兄さんに「人がチマチマと節電策に走り回るよりもよっぽど効果的だぜベイベー♪」なんてトークされると、これからの家と暮らしは一体どうなっちゃうの?と暗澹たる気持ちになります。スマホだのスマハだの世間は賑やかですが、果たしてそれでいいのか・・・

話は変わりますが、つい最近まで大阪の天保山で開催していたツタンカーメン展を見に行きました。こういう古代の偉大な産物を見ると、どうやって造ったのかが気になるわけです。ピラミッドは大小バラバラの石を現代技術でも実現不可能と言われるくらいの精度で積み上げているんです。どうやって?
実は古代の人々は皆超能力を持っていたという説があります。現代人の脳は8割眠り、2割しか働いていないと言われますが、それは科学の進化に頼り過ぎてしまい脳を退化させてしまったからだそう。古代人は簡単に頼れるような便利ツールがなかった分、脳の深部までフル活用し、現代科学でも立証できないような事を自力でこなしてた…これ、結構本当かも。技術の進化を否定する訳じゃないけど、頼り切りは人間が退化する元なんじゃないかな。機械頼みの前に、やれることを考えられるようでなければ。機械はいずれ壊れます。その時スマートハウスの人は知恵を働かすことができるでしょうか?

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