
2025.06.14更新
姫路市西蒲田の家。気密測定、C値0.4でした
完成見学会大盛況ありがとうございました
私どもがいう。いい家、設えを感じれるレベル
細部の納まりも練られているが
もちろん、基本性能は抜群です。
Q値1.4、断熱等級は6.5
それに加え、もっと大事なところが今回の話です。
完成見学会の後、気密測定を行いました。C値0.4でした
先日の姫路市西蒲田の完成見学会が終わったあと、実際に気密測定を行いました。
測定の結果は「C値0.4」。
これは、高気密住宅の基準とされる「C値1.0以下」よりもずっと良くて
ADHOUSEの基準「C値0.5以下」もクリアした高い気密性能です。
気密と断熱、どっちが大切というけれど?
家づくりで「気密」と「断熱」はどちらも大切なポイントです。
「断熱」は壁や屋根、床などに断熱材を使い、外の暑さや寒さが部屋に入ってこないようにする役割。
「気密」は家のすき間をできるだけ減らして、外の空気が入ってこないようにする役割です。
どちらか片方だけが良くても、本当に快適な家にはなりません。
たとえば、断熱だけが良くても、すき間があると
すき間から外の空気が入ってきて、せっかくの断熱効果が弱まってしまいます。
断熱だけだと冷暖房の効果はどうなる?
断熱だけを良くしても、冷暖房の効果を十分に発揮するのは難しいです。
断熱が良ければ部屋の温度は安定しやすくなりますが、
すき間があると冷房の冷たい空気や暖房の温かい空気が外に逃げてしまいます。
効かないわけでないですが、効率が悪いので光熱費が上がってしまいます。
そのため、まず、気密も高めて空気が逃げないようにすることが大切です。
断熱効果を得るには気密が必須なのです。
車の例で見てみよう
たとえば車は、断熱があまり良くなくてガラスもシングルガラスが多いですが、
気密が高いので真夏の炎天下でも冷暖房が効いています。
空気漏れはなくても、断熱が薄いので熱は物体を伝わって逃げてますが。
これは、冷えた空気や温かい空気が外に逃げにくい=気密が高いから、
冷暖房がしっかり効くというわけです。
さらに、昔聞いた話ですが、車の小さなエアコンは
家庭のエアコンの能力の5倍はあるそうで、家庭用は30年遅れていると、、
超快適と少ランニングコストを実現するなら、まず「C値0.5以下」を守ること
今回の測定で「C値0.4」というとても高い気密性能が確認できました。
これは、冷暖房が効きやすく、結露のリスクも減って、
いつでも快適に過ごせる家であることを意味します。