エーディーハウス通信2020年夏号『エアコン冷房と換気を上手に両立させよう』

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、私たちの生活を大きく変えました。これからは、新型コロナウイルスと共に生きていく時代です。感染を予防すること、拡大させないことをみんなで考え、行動していかなくてはなりません。政府と専門家会議が呼び掛けている「新しい生活様式」では、これからの暮らし方について様々な提案が示されています。その中から、今後の生活や住まいのあり方について大切なことを解説していきます

新しい生活様式で、変わる住まいのカタチ

新型コロナウイルスが出現してから初めて迎える夏。前号でも住まいの換気の重要性についてお伝えしましたが、ではエアコンで冷房する時はどのように換気したらいいのか、悩まれている方が多いようです。特にエアコンでは換気ができないと聞き、冷房と換気をどう両立させるのかについて混乱が生じています。確かに、一般的な家庭向けエアコンは室内の空気を循環させているだけなので、換気をしていません。冷房を効果的に行うためには部屋を閉め切りたいところですが、換気のために窓を開けたりすると当然、外の熱気が入ってしまいます。それが嫌で換気をしたくない、またはいっそのこと換気を優先してエアコンを使わず済まそうとする風潮も見られます。しかし熱中症などの危険性を考えると、無理せず冷房して室内を涼しく保つことが大切です。エアコンを使いながら換気する方法は、基本的にはこれまでと同じように「24時間換気システムを使う」か「風の通り道を作って空気を入れ替える」ことになります。

 

こまめな換気が空気を正しく清潔に保つコツ

前号でも窓を開けて空気を入れ替える自然換気の方法をお伝えしましたが、エアコンを使う時にずっと窓を開け放しておくわけにはいきません。空調機器メーカー大手のダイキン社では、エアコンを使いながら上手に換気する方法をホームページ上で公開しています。それによると、1時間に5分から10分程度、部屋の対角線上にある窓を開けて換気するといいと書かれています。窓が一カ所しかない場合は、部屋の空気を押し出すように扇風機を外に向けて回すと効果的だということです。また、2時間で1回、10分間換気をするよりも、頻度をあげてこまめに1時間に1回、5分の換気をした方が効果があるそうです。こんなに窓を開けてしまうと、部屋の温度が上がってしまい、余計な電気を使うことになりそうだと心配になりますね。電気代のことを考えると、換気の際でもエアコンはそのまま続けて運転させたほうがよいそうです。エアコンは立ち上げ時に一番電気を消耗するので止めず、換気の時に設定温度を1~2℃上げて外の温度に近づけておきます。そうすることで再び部屋を冷やすための電力消費量を抑えることができ、より省エネになります。ただ、いずれにしても部屋に浮遊しているウイルスの量が多いと外に出ていくスピードは遅くなることが予想され、また湿度がある重たい空気になるとなかなか排出できなくなります。窓を開けて空気の通り道を作る換気は、何分おきに何回換気すれば確実だと一概には言えませんが、ご紹介した点に注意して冷房と換気を併用して下さい。

24時間換気システムは最大限に活用する

24時間換気が義務化された2003年7月以降の建物であれば、24時間換気システムが備わっているはずなので、このシステムをきちんと使うことが大切です。換気扇の羽根やフィルターが汚れていると風量が落ちて効率が悪くなるので掃除し、併せて給気口と排気口を塞ぐようなものが近くにないかも確かめておきましょう。弊社で施工されたお客様にはお手入れ方法を詳しくご紹介いたしますので、是非お問い合わせ下さい。たまに、24時間換気システムは給気口から冷たい(または暑い)空気が入ってくるという理由で給気口を閉じてしまったり、音がうるさいからと換気システムのスイッチを切ってしまう方を見かけます。この場合、残念ながらかなり初期の24時間換気システムか、あまり質のよくない換気計画であることがほとんどです。換気をするためには給気口から外気を入れますが、そのまま取り入れると外の温度がじかに室内に伝わってしまいます。それが給気口から冷たい、または暑い空気が入る原因になりますが、それを防ぐにためには外の空気を室温に近づけて取り込む「熱交換式」の換気扇が必要です。排気口も同じで、せっかく冷やしたり、暖めた空気を無駄に外に逃がしてしまわないような機種にしなくてはなりません。さらに、温度だけではなく湿度も外気に影響されない「全熱交換式」という換気扇もあります。湿度の高い日本では、温度も湿度もコントロールしながら換気する全熱交換式が最も理想的です。この機会に、24時間換気システムの家にお住まいの方はしっかりと点検や清掃を行い、また換気システム自体の見直しや交換などもご検討されてみてはいかがでしょうか。

住まいの性能を高めてあらゆる災害から身を守ろう

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続き、家で過ごす時間が長くなった中で、住まいや暮らしに対する考えが変わった、という方もあると思います。これまではどちらかと言うと、地震や台風などの自然災害に対して強い住まいが優先されがちでしたが、これからは健康を守る設備が備わっていることも外せないポイントとなるでしょう。エーディーハウスでは以前より、住まいの性能向上が健康維持につながるとして、高機能・高性能の住宅づくりを実践して参りました。例えば、換気性能のよさを表す「C値(相当すきま面積)」は、数値が低いほど換気性能が悪いことを示しますが、どの住まいにおいても高い水準を保持できるよう計画しています。24時間換気システムは高機能高性能になるにつれ高額になりますが、省エネルギー効果が高まればその分初期費用は回収できます。何より、温度や湿度、換気などを一日中気にして窓を開けたり閉めたりするような手間暇もなく、自然に快適に過ごすことができます。より健康で安全な暮らしを送るためには、住まいの性能向上は一層不可欠なものになると考えられます。まだ長く続くかもしれない新型コロナウイルスの流行に備えて、住み替えやリフォームをお考えの方は、是非住まいの換気性能や断熱性能についても詳しく知っておいて頂きたいと思います。

編集後記

本当に、こんなことになるなんてね。前回ここで新学期からは学校始まればいいなぁなんて実に暢気なことをいいましたが、それどころかGWを過ぎても自粛生活。あっという間に6月になり、晴れて解禁した後は風景が全く変わっていた・・・最後のほうはすっかり感覚がマヒしてしまい、子供が3か月も学校に行かず一日中家にいるという異常事態にも関わらず、なんとも思わなくなった・・・・ついに精神の崩壊でしょうか(笑)恐ろしいことです。最初は喜んでステイホームしていた内の高校生2人も完全に手持無沙汰、「こんなこと初めてなんだけど?」と困惑していましたが、ええ、母も50年生きてて初めてですよ。ついでに言うと、あなたたちのおじいちゃんおばあちゃんも80年生きてきて初めてだと言ってますから、恐らくすべての人にとって初めての経験でしょうよ。自粛期間中は皆さんそれぞれ、いろんな事を考えさせられたと思います。編集者Yが一番感じたのは、まだこれがネット社会が発展している時代でよかったなと。リモートワークやオンライン授業ができるし、食べ物も日用品も買える。必要な情報も得られて、とにかく暇つぶしに最適!気軽に外出できず窮屈な思いもしたけれど、10年くらい前と比べてみたらこれでもずっと便利な方では?この生活を支えてくれた様々な職業の方の、懸命な努力もあった訳で、とても文句は言えません。それにこの歳になっても学ぶことが増えて勉強になりましたよ。初めて聞く言葉も多かったですよね。クラスター?ロックダウン?オーバーシュート?3蜜?アフターコロナ?おうち時間、その他もろもろ・・・おかげで洗濯物を干していても「おっともうちょっと離して。ソーシャルディスタンスで」とか、体重計に乗っては「こりゃアラートだな~」なんて一人呟いて笑っています(危険)ささいなことに喜びを見つける楽しさもありました。あともう少し、この「コロナ禍」をみんなで頑張って乗り切りましょう。さて、今年の流行語大賞は何かな・・・

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